バイクのマフラーはどう処分すればいい?処分方法を解説!
「マフラーを社外品に交換して純正マフラーが不要になった」「ダメになったマフラーを処分したい」など、マフラーを捨てようと思ったときに困るのが処分の方法です。
自治体にもよりますが、バイクのマフラーは基本的に粗大ゴミとしてお金を払って捨てるのが一般的です。しかし、わざわざ有料で処分しなくても、無料回収や買取りを利用して処分する方法もあります。
そこでこの記事では、「バイクのマフラーの処分方法」について解説します。なるべくお得にマフラーを処分できるよう、ぜひチェックしてみてください。
バイクのマフラーを処分する方法は?

冒頭でも述べたように、バイクのマフラーの処分方法は有料・無料・買取りなど多岐に渡ります。ここでは一般的な処分方法を4つご紹介するので、自分に合った方法でマフラーを処分してください。
粗大ゴミとして出す
最も一般的な処分の仕方が、粗大ゴミとして出す方法です。マフラーのサイズによっては不燃ゴミで出せる場合もありますが、一般的には「金属製品で一辺が30〜40cm以上のもの」は粗大ゴミ扱いになります(自治体によって多少、基準が異なります)。
収集シールを貼って指定された場所に出しておけばいいだけなので、処分自体は簡単だといえます。ただし、処分料がかかる点がデメリットです。
自治体によってはマフラーの回収を受け付けていない場合もあるので、その場合は別の方法での処分を検討しましょう。
ネットオークションで売りに出す
マフラーをネットオークションで売りに出せば、売値がついてリサイクルにもなり一石二鳥です。少し手間はかかりますが、お得な処分方法といえるでしょう。
ちなみにネットオークションとフリマアプリは似て非なるもので、売りに出すのであればネットオークションがおすすめです。ネットオークションは最低価格さえ決めておけばOKですが、フリマアプリは自分で売値を決めなければなりません。
ネットオークションでなるべく高く売るには、商品説明と商品写真にこだわることがポイントです。自分が落札者になったつもりになればわかると思いますが、ほとんど説明がなく写真も数枚しかない商品を買おうとは思わないはずです。装着していた車種、型式、年式、おおよその使用年数などは最低でも記載しておくべきでしょう。
ほかにも、傷や錆びがないかなど、見た目に関するポイントも記載しておくといいです。
写真はさまざまな箇所の状態がわかるように、できるだけ多くの枚数を掲載しましょう。傷や錆びがある場合は、落札後のトラブルを避けるためにその部分も隠さず掲載してください。
ちなみにネットオークションのほかにも、中古パーツ買取店にマフラーを売りに出す方法もあります。買取相場はオークションに比べると低い傾向にありますが、オークション出品が手間に感じる場合は買取店を利用するのも選択肢に入ります。
廃品回収業者に引き取ってもらう
「早く処分したいけど、自分の自治体ではマフラーの回収をおこなっていない」という場合は、廃品回収業者にお願いするのも1つの方法です。
自治体の粗大ゴミに出す場合は指定の場所まで重たいマフラーを持っていく必要がありますが、廃品業者にお願いする場合はトラックで自宅まで引き取りに来てくれます。
ただしその分、粗大ゴミの処分料よりも高額な費用がかかってしまう点がデメリットです。また、悪質な業者も存在しており、引き取りの際に本来の処分料より高額な料金を請求される場合もあるので注意が必要です。できるだけ信頼できる大手の廃品回収業者を選ぶようにしましょう。
中古パーツ買取業者に買い取ってもらう
こちらはネットオークションと同じで、マフラーを売って処分する方法です。ネットオークションに比べると売値は低くなる傾向にありますが、持っていけば確実に買い取ってくれるので売れるまで待つ必要がない点がメリットです。
中古パーツ買取業者は大手から中小までさまざまありますが、必ずしも大手のショップが高値で買い取ってくれるとは限りません。中古パーツの値段はどれだけニーズがあるかで変動しますので、ニーズがあれば小さいパーツショップでも高値をつけてくれます。
そのため、複数の中古パーツ買取業者を回って見積もりを取り、最も査定額の高い業者に売るのがベストです。なお、ネットオークションと同様に、装着車種や型式などの情報が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
そのほか、できるだけ査定額を上げるためにはクリーニングも重要となります。買取り後の商品は陳列前にクリーニングされるため、クリーニングの手間がかかるほど査定の評価が下がることになるからです。
マフラーは大きなパーツなので掃除しづらいかもしれませんが、最低限水拭きくらいはしておいたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?サイズが大きく重量が重いマフラーは処分に困るパーツですが、方法によってはお金に変えて処分することも可能ということでした。
ただ、やはり手間はそれなりにかかるので「とにかく早く処分したい」ということであれば粗大ゴミや廃品回収業者に引き取ってもらうのもいいでしょう。
マフラーの状態(売り物になるか)や処分の急ぎ度合いによって、適した処分方法を選んでください。
本記事は、2020年1月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。