バイクオイルの保存期間はどれくらい?未開封&開封後どちらも解説!
バイクのオイル交換を自分でする方は、オイルを購入して自宅で保管しているはずです。しかし、オイル缶は製造年月日や使用期限の記載がないことが多く、どれくらい保管できるのか、気になったことはありませんか?今回は、未開封、開封済みのオイルの保存期間と、長期保存する方法について解説します。
未開封のバイクオイルの保存期間は?
未開封のバイクオイルの保存期間は、おおよそ2~5年を目安に考えましょう。未開封なら酸素に触れることがないので、酸化による劣化がほぼ起きません。しかし、オイルが入っている容器によって、保存期間が異なるので注意が必要です。
金属製の缶の場合、酸化などによる成分変化はほぼないので、新品で5年ほどは保存可能です。なるべく長く保管したい場合は、より酸化しにくい密閉度の高い缶のオイルを選ぶといいでしょう。しかし、プラスチック製のボトルは通気性があるので、未開封でも酸化する可能性があります。プラスチック製のボトルを購入した場合、2年を目途に使いきりましょう。
一部メーカーのオイルは、1年~5年といった使用期限を記載している場合があります。この場合は指定の期限を守ることで、劣化していない安全なオイルを使えるでしょう。
開封後のバイクオイルの保存期間は?

開封後のオイルは、酸素に触れることで徐々に酸化していきます。そのため、1年~1年半を限度に使いきりましょう。また、開封後のオイルはしっかりフタを閉め、酸素や水分、ゴミなどが混入しないように保管することが重要です。
エンジンオイルを長期保存するには
エンジンオイルを長期保存したい場合、保管場所や保管方法を工夫することがポイントです。保管場所は、直射日光が当たらない冷暗所に保管することが基本です。オイルは紫外線に弱いうえに、温度変化による結露で水分が混入する可能性があります。そのため、屋外やガレージなど、温度変化が激しい場所に置かないようにしましょう。
保管方法のポイントは、オイルをなるべく酸素に触れさせないために小分けにすることです。通気性のあるプラスチック製のボトルは避け、小さいオイル缶に移し替えて保管しましょう。
保管の際はフタをしっかり閉め、倒れたときにオイルがこぼれないように、ビニール袋に入れておくと安心です。また、開封後のオイルは1年~1年半の使用期限があるので、容器などに期限日を記載しておことをおすすめします。
まとめ
本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。