バイクのエンジンフィンのサビ取り方法、磨き方を解説
バイクのエンジンは、直射日光や雨、どのようなシーンでも外気に触れています。新車でバイクを購入したとしても、定期的なメンテナンスを怠ると白サビが発生しやすくなります。白サビは外観にも大きな影響を与えるため、酷くなる前に対処することが大切です。ここでは、エンジンフィンのサビ取り方法や磨き方のコツについて紹介します。
エンジンフィンにサビができる原因
剥き出しのエンジンフィンに水垢のような頑固な汚れがこびりついている場合、白サビが発生している可能性が高いです。白サビとは亜鉛メッキの表面に発生するサビの一種で、メッキ部を覆いながらメッキの腐食を防いでいます。
白サビは空気中の水分や二酸化炭素と反応して自然に進行しますが、エンジンフィンのように熱などのダメージが加わりやすいメッキパーツは、特に白サビの進行が早まります。放っておいてもエンジンに重大なトラブルを引き起こすことはありませんが、外観を損ねやすく、ゴミやホコリをキャッチしやすくなるため注意してください。また、稀に周囲のアルミパーツを傷める原因となります。
エンジンフィンのサビ取りの方法

エンジンフィンのサビ取りを行う際は、事前に洗車を行ってゴミやホコリを落としておきましょう。洗車なしでサビ取り作業をすると、エンジン表面やボディに傷をつけてしまうリスクがあるため注意してください。以下に、エンジンフィンのサビ取りに必要な道具と手順をまとめました。
<用意するもの>
エンジンフィンの白サビを取り除くには時間と手間がかかるため、一度清掃を行った後はこまめなメンテナンスで白サビを発生させないよう努めましょう。サビ取りクリーナーなどに浸け置きする場合は、使用する薬剤の注意事項をよく読み、エンジンや周辺パーツを傷めないよう注意してください。
走行頻度や保管環境などから白サビが発生しやすい場合は、シリコンスプレーで保護膜を作るか、バイクショップで耐熱塗料を塗布してもらうことがおすすめです。
まとめ
本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。