かっこいいバイクのミラーはどれ?ミラーで愛車をドレスアップ!
バイクのミラーはルックスへの影響が大きいパーツです。ミラーひとつでバイクのイメージをガラッと変えることができます。
しかし、バイクのミラーは種類が多いうえに、車種によって似合うミラーが変わってきます。「愛車に似合うミラーはどれだろう?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では「バイクのミラーの種類や選び方」をご紹介します。愛車に似合うミラー選びの参考にしてください。
バイクのミラーは大きく分けて5種類
バイクのミラーは形状別に名前が付けられており、大きく分けると5種類のミラーがあります。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
1.純正ミラー
バイクに純正で装着されているミラーで、最もスタンダードなミラーといえるでしょう。純正なだけあって、視認性は最高レベルです。純正ミラーの視認性の良さに慣れていると、社外製のミラーに変えたときに視認性が悪いと感じる方も少なくありません。視認性重視という方には、純正ミラーが最適です。
純正なのでデザイン面でも完成度が高いミラーですが、人によってはシャープさに欠けるという意見もあります。スタンダードで間違いのないミラーですが、デザインに不満があればほかのミラーへの交換を検討してみましょう。
2.丸ミラー
クラシックなスタイルのバイクによく似合うのが、丸ミラーです。車種によっては純正ミラーが丸ミラーになっている場合もあります。
デザインに癖がないので、ネイキッドからクラシックバイクまで幅広い車種に似合います。また、ミラーのサイズにもよりますが、視認性もそれほど悪くはありません。
ただし、シャープなデザインのフルカウル系のバイクにはあまり似合わないミラーといえるでしょう。
3.角型ミラー
スクーターなどによく使われるミラーで、長方形のような角型の形をしています。鏡面積が小さいのでシャープな印象を与え、デザイン性が非常に高いミラーです。
ただし、鏡面積が少ない分、やはり視認性は悪いです。視認性よりもデザイン性重視のミラーといえるでしょう。
ちなみに、ミラーの鏡面積は保安基準で規定されており、鏡面積の小さい角型ミラーは2006年以前の保安基準に適合しているものが多いものの、それ以降の保安基準には適合していないことが多いです。
そのため、2006年以降のバイクに乗っている人は、保安基準に適合しているのかどうかをよく調べてから角型ミラーを購入するようにしてください。
4.バレンタイプミラー
バレンタイプミラーは少し変わったデザインのミラーです。通常のミラーはステーが上に伸びていますが、バレンタイプは前方に伸びたステーが可動することで好きな角度をつけられる設計になっています。
そのため、通常のミラーよりも調整範囲が広いです。
ステーのデザインは変わっていますが、ミラー自体は楕円の丸型でスタンダードなデザインです。丸型ミラーが横に広がったような形なので、視認性は悪くないミラーといえます。
バレンタイプミラーはスクーターに使われることが多く、ビッグスクーターや原付二種(125cc)のスクーターなどによく取り付けられています。
よく使われるのはスクーターですか、ネイキッドやクラシックバイクにも似合うミラーです。存在感のあるデザインなので、装着することで大きくイメージが変わるでしょう。
5.バーエンドミラー
バレンタイプと同じく変わったデザインのバーエンドミラー。通常のミラーとは違い、ステーがハンドルの先端に取り付けられます。その名の通り、バーエンドに取り付けられるミラーです。
変わったデザインなので人を選ぶミラーですが、カフェレーサーなどでは人気のミラーです。ミラーの位置が通常のものよりだいぶ外側になるので、少し慣れが必要な点に注意しましょう。
ちなみに視認性については、鏡面が小さいものが多いのであまり良くありません。角型ミラーと同じでデザイン性重視なミラーといえるでしょう。
バイクのミラーを選ぶ際のポイントは?

上記の通りバイクのミラーにはさまざまな種類があるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうと思います。実際に取り付けたあとに「なんかイマイチ・・・」とならないためにも、選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
バイクのスタイルに合ったものを選ぶ
ミラーのデザインはバイクの車種によって相性があります。たとえば以下のような組み合わせです。
このように相性のいい組み合わせを意識すれば、「バイクと合っていない・・・」となることはないでしょう。もちろん、あえて外した組み合わせをするのも1つのカスタムだと思います。
また、デザインだけでなくサイズ感によってもイメージは変わりますので、純正ミラーと比較して大きいのか小さいのかを測って確認するとより確実です。
ルックスだけでなく視認性も重要!
ミラーはあくまでも後方確認のためにあるパーツです。ルックスはもちろん大切ですが、視認性が犠牲になっていては意味がありません。
また、角型ミラーの項目でもお話ししたように、鏡面積によっては保安基準に適合しない(車検に通らない)可能性もあります。ルックスだけでなく視認性も考えてミラーを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?バイクのミラーには多くの種類があり、それぞれデザインや視認性に違いがあります。車種ごとに似合うミラーとそうでないミラーがあるので、取り付け後の姿をイメージしながら選ぶことが大切です。
「デザイン性」「車種との相性」「視認性」のバランスを考え、愛車に最適なミラーを選びましょう。
本記事は、2020年1月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。