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取り締まりの対象となる、違法なバイクカスタムとは

バイク好きの方にとってはカスタムが好きな方も多いのではないでしょうか。しかし、カスタムの仕方によっては違法になってしまうこともあるため注意が必要です。また、違法カスタムは年々取り締まりが厳しくなっていることもあり、どんなカスタムが違法となるのか正しく理解する必要があります。そこで今回は取り締まり対象になる違法改造の種類と具体的な違法改造の例についてご紹介します。

2019年時点で取り締まり対象となるバイクの違法改造

違法改造(不正改造)に関して、道路運送車両法第99条の2にでは保安基準に適合しない自動車の改造、装置の取り付け、取り外し等を行ってはいけないと決められています。
違反した場合は6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の懲罰が科せられるため注意が必要です。

法律的にアウトな改造

法律的にアウトな改造

ここでは具体的に違法となる事例をご紹介します。

マフラーの排気音の騒音規制

マフラーの排気騒音の基準が決まっており、平成22年規制(現行の規制)では排気量によって基準が変わってきます。第一種原付車(~50CC)では近接84dB、加速79dB。第二種原付車(50~125CC)は近接90dB、加速79dB。軽二輪自動車(125~250CC)は近接94dB、加速82dB。小型二輪自動車(250CC~)は近接94dB、加速82dBとなっています。
また平成28年の改正では、バッフルという簡易消音器をつけることも禁止されています。

ナンバープレートの違法基準

平成28年の道路運送車両法施行規則等の一部によって、ナンバープレートについても規制が改定されました。改正以前、はナンバープレートは見やすいように表示しなければならないとの決まりだけであったのに対し、改正によってカバーで覆うことや、回転させる、折り曲げるなど具体的な禁止事項が明確になりました。

灯火類の違法改造

灯火類に関しても法律で基準が決まっています。ヘッドライトは常時点灯が義務付けられおり、切れていると整備不良の取り締まり対象になります。ウィンカーには色の指定がされており、保安基準第41条の方向指示器で、色は「橙色」と指定されています。ウィンカーの点滅は1分間に60~120回程度に設定されていますが、これよりも遅かったり、早かったりすると違反に当たります。

ハンドルの高さ

ハンドルの高さについても法律で定められており、ノーマルに比べて高さがプラスマイナス4cmを超えないもの、幅はプラスマイナス2cm以内と決められています。

まとめ

今回は、違法改造の種類と法律で罰せられる改造例についてご紹介しました。違法改造は罰則を受けることに加えて、環境やバイク自体に悪影響を及ぼします。取り締まりは年々厳しくなっているので、気づいたら違法な改造をしていたなんてことがないように改造をする際は必ず、法律の範囲内なのかを確認するようにしましょう。

本記事は、2019年1月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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