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バイクシートへゲルザブの埋め込み方法

カスタムしたバイクシートや特定車種のシートにはクッション性があまりなく、長時間乗っているとお尻が痛くなってしまう硬いシートがあります。ここでは、そのようなシートでも快適性を向上させる、ゲルザブの埋め込み方法をご紹介しましょう。

シートにゲルザブを埋め込むメリット

シートにゲルザブを埋め込むと、以下のメリットがあります。

  • シートの見た目を大幅に変えない
  • 元のシートを使用できる
  • ゲルザブが薄いので足つき性がほとんど変わらない
  • 地面からの振動が軽減される
  • 座圧が分散されて長時間乗っていても疲れない

通常、クッション性を向上させるには、クッションを追加してアンコ盛りをしますが、ゲルザブはシートの厚さが1cm程度しかないため、シートの高さや足つき性に大きな影響を及ぼしません。そのため、シートを加工して埋め込むことで、シート高や見た目をそのままに、クッション性を向上することができます。

バイクシートへのゲルザブの埋め込み方法

バイクシートへのゲルザブの埋め込み方法

バイクシートにゲルザブを埋め込むには、以下の道具を用意して作業しましょう。

用意するもの

  • ゲルザブ
  • マイナスドライバー
  • タッカー
  • はさみやカッター
  • マジックペン

作業手順

  1. ゲルザブをシートの上に乗せて座って埋め込む位置を決める
  2. バイクシートを取り外す
  3. シートカバーに付いているタッカー針をマイナスドライバーで取り外す
  4. ゲルザブを取り付ける位置をマジックペンでなぞる
  5. ゲルザブの厚さ分クッションを削る
  6. ゲルザブを取り付ける
  7. 上からシートカバーを取り付けてタッカーで止める
  8. バイクシートをバイクに装着する
  9. 乗り心地を確認する

好みによりますが、シートにゲルザブを付けたときの高さや、足つき性に問題がなければ、シートを削らなくても良いでしょう。

バイクシートへゲルザブを埋め込む際の注意点

ゲルザブのカスタムは以下の点に注意して行いましょう。

  • 必ず事前にゲルザブをシートに乗せて乗り心地を確認する
  • ゲルザブが大きい場合はゲルクッションを切らないように注意しながらカットしてサイズを調整する
  • クッションを削る作業中は削りかすが飛ぶ可能性があるのでマスクをするとよい
  • 外や風が吹く場所で作業すると削りかすが散らかり掃除しにくくなるので注意する

バイクによって乗車姿勢が違い、体重がかかる部分が変わります。そのため、ゲルザブをそのまま取り付けると、体重がかかる部位にゲルが来ない場合もあります。また、必ずバイクのシートに適したサイズが販売されているわけではありません。その場合は、スポンジ部分を切り取り、バイクシートに適した大きさに加工すると、見た目がスッキリするでしょう。

まとめ

  • ゲルザブを埋め込むことで、シートの高さや見た目を大幅に変えずにクッション性を高めることができる
  • 埋め込み前にゲルが入っている位置を確認して埋め込み位置を決める
  • ウレタンクッションを削る場合は作業中のマスク装着やゴミの管理を徹底する

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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