ステッカーチューンでバイクをかっこよく!貼れる部品やコツを解説
「お金をかけないでバイクをかっこよくしたい」
「ノーマルだと味気ないから派手なバイクにしたい」
そんなときには、ステッカーチューンがおすすめです。ステッカーチューンは気軽にバイクの見た目を変えられるカスタムの一つです。
この記事では、ステッカーチューンとは何かをはじめ、ステッカーチューンが可能な部品や、ステッカーを貼る際のコツについて解説します。
ステッカーチューンとは

ステッカーチューンは、バイクの車体にステッカー(シール)を貼るカスタムです。ステッカーの種類や位置、量などを自分で考えて貼ることで、他のバイクとの差別化を図ることができます。
部品を交換するようなカスタムではないため、金額も安く、技術も必要ないため、バイク整備に関する知識が少なくてもカスタムできるのが非常に魅力的です。
また、レースを行なうバイクに貼られている、スポンサーのステッカーを見たことある方も多いと思いますが、それも、ある意味ステッカーチューンと呼べるでしょう。
ステッカーチューンができる部品

ステッカーチューンはバイクの外装パーツだけではなく、さまざまな部品に貼ることができます。貼る位置によっても、バイクの雰囲気が大きく変わり、カスタムを楽しめるでしょう。また、小さなキズであれば、キズの上にステッカーを貼って隠すこともできてしまいます。
ここでは、ステッカーチューンができる部品を紹介します。
ガソリンタンク
バイクの大部分を占めるガソリンタンクに、ステッカーチューンを行なう方が多くいます。
ガソリンタンクは非常に目立つ部分でもあるため、ステッカーを貼ることでバイクの雰囲気をガラリと変えることができるでしょう。
カウル
カウルは、走行中の空気抵抗を減らすために付けられている部品ですが、ガソリンタンクと同様にステッカーが目立ちやすいパーツの一つです。ガソリンタンクとカウルの両方にステッカーを貼ると、抜群の存在感になるでしょう。ノーマルとの違いを出したいのであればおすすめの位置です。
フェンダー
雨水や泥水が跳ねるのを防いでくれるフェンダーですが、ここにさりげないステッカーを貼るのも非常におしゃれなのでおすすめです。しかし、フェンダーにはアールがあるため、アールがあるステッカーを選ぶようにしましょう。
ホイール
ホイールのリム部分にもステッカーを貼ることができます。真っ黒なホイールなどに、差し色としてステッカーを貼るだけで、カスタム感が一気にアップするので他のバイクとの差別化が図れるでしょう。また、バイクのカラーと同じ色のステッカーを貼ると、統一感が増し、かっこいいバイクを作れます。
ヘッドライト
最近では、ヘッドライトに直接貼れるステッカーも販売されています。ヘッドライトが目のようになるステッカーもあり、抜群の存在感です。
「ヘッドライトが暗くなるのでは?」と思うかもしれませんが、明るさはしっかりと確保されるように作られているので、その点は心配ありません。
また、あまり見かけないので、他人と違うステッカーチューンをしたい方にもおすすめです。
ステッカーチューンをする際のコツ
ステッカーチューンは簡単にできるカスタムの一つですが、ステッカーを貼るコツを理解して施工しないと、気泡が入ってステッカーが浮いてしまったり、イメージと違う仕上がりになってしまうかもしれません。
ここでは、ステッカーチューンをする際のコツをご紹介します。
洗車や脱脂を行ない、バイクがきれいな状態で施工する
ステッカーチューンを行なう前に、バイクをきれいな状態にしてください。例えば、ゴミが付着したままステッカーを貼ってしまうと、ステッカーが浮いてしまいます。また、脱脂が行なわれていないと、ステッカーの接着力が悪くなり、剥がれやすくなってしまう原因にもなります。
ステッカーチューンをする前には洗車を行ない、洗車後は塗装面やプラスチックに影響のないシリコンオフを使って、しっかりと脱脂しておきましょう。
マスキングテープで仮止め
ステッカーを貼ったあとにイメージと違うということを防ぐために、マスキングテープで仮止めして、完成イメージをつかんでおきましょう。
実際にステッカーを貼る前に、マスキングテープで大体の位置を決めておくと、カスタム後のイメージがつかみやすくなるため、貼り直す手間を省くことができます。
ステッカーは中央から貼る
ステッカーを端から貼る方が多くいますが、中央部分から貼るようにしてください。なぜなら、中央からステッカーを貼っていかないと、外に空気を押し出せなくなってしまい、ステッカーが浮いてしまうからです。
浮いたステッカーは見栄えが悪いだけでなく、粘着力も低下してしまうので、必ず中央部分から貼るようにしましょう。
曲面はドライヤーを使う
ガソリンタンクやフェンダーなどの曲面がある部分は、ドライヤーを使って貼っていきましょう。曲面部分にそのままステッカーを貼ってしまうと、ステッカーの伸びが悪いため、シワや歪みが発生しやすくなってしまいます。
ドライヤーでステッカーを温めると伸縮性が向上するので、曲面にもきれいにステッカーを貼ることができます。
気泡が入ってしまったら安全ピンで気泡を抜く
慎重にステッカーを貼ったとしても気泡が入ってしまうことがあります。その場合、気泡で浮いてしまっている部分に、安全ピンなどの針を使って空気の逃し穴を作ってください。
空気の逃し穴を作ることによって、気泡によるステッカーの浮きをなくすことができます。
まとめ
今回は、バイクのステッカーチューンとは何か、そして、ステッカーチューンができる部品や施工のコツについて解説しました。
ステッカーチューンは、少ない費用でバイクの見た目をガラリと変えられるカスタム方法です。施工するパーツによっても雰囲気が変わり、他のバイクとの差別化が楽しめるでしょう。ぜひ、愛車のバイクにステッカーチューンを施し、自分好みのバイクに仕上げてみてください。
本記事は、2020年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。