バイクのタイヤの空気圧の減りが早い?空気が抜ける原因と対策を解説!
「パンクしているわけでもないのに異常に空気圧の減りが早いな…」と思ったことはありませんか?実はパンクをしていなくても、他に様々な原因でタイヤの空気が抜けることがあります。
このページでは、「タイヤの空気が抜ける原因と対策」について解説します。
バイクのタイヤの空気が抜ける原因
タイヤの空気が抜ける原因と言えばパンクを連想しますが、タイヤをチェックしても釘などが刺さっていない場合、パンク以外の原因を疑う必要があります。
パンク以外でタイヤの空気が抜ける原因をリストアップすると、以下のようなものがあります。
この中でも、エアーバルブが原因で空気が抜けるパターンはよくあります。まずはバルブのムシが緩んでいないか、ムシ回しで確認してみましょう。また、バルブ自体が傷んでいないか、指で押して亀裂がないか観察してください。
バルブに原因がなかった場合、タイヤとホイールに原因がある可能性が高いです。まずはタイヤがひび割れていないか観察しましょう。タイヤに問題がなければ、タイヤとホイールが密着不足になっているかもしれません。
ホイール全体に石鹸水を霧吹きで吹き付け、泡が出てくればそこから空気が抜けている証拠です。このような場合、タイヤとホイールのマッチングが悪いか、ホイールのリムが汚れているかのどちらかが原因として考えられます。
バイクのタイヤの空気を抜けにくくする対策

上記のように、バイクのタイヤは様々な原因で空気が抜けてしまいます。基本的にはゴム類の劣化による空気抜けが原因ですが、何か対策はあるのでしょうか?
タイヤやバルブの劣化を完全に防止することはできませんが、劣化を遅らせることなら可能です。ゴムは直射日光に弱いので、なるべく日の当たらない場所に保管するか、バイクカバーをかけるといいでしょう。
また、バルブのムシの緩みやタイヤの亀裂などは日頃からチェックしていれば対策が可能です。タイヤは安全に関わるパーツですので、こまめにチェックする習慣をつけましょう。
メンテナンスをしてもバイクのタイヤの空気が抜けてしまうときはバイクショップに!
タイヤの空気漏れは繊細なことでも起こりやすく、自分なりにメンテナンスしても思ったように直らないことがあります。特に、タイヤとホイールの密着性に関する問題はプロでないと解決が難しいです。
このような場合、無理に自分で直そうとするのはやめておきましょう。一時的には直ったように見えても、走行中にまた空気が抜けてしまう可能性もあります。そうなると大変危険なので、素直にバイクショップに任せることをおすすめします。
まとめ
本記事は、2019年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。