【試乗】アプリリア ドルソデューロ
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試乗レポート アプリリア ドルソデューロ

シヴァーをベースにモタードの技術を注入した扱いやすいファンバイク
安心感と優しさを備えたスポーティな1台
アプリリア ドルソデューロ

 新登場のドルソデューロは、シヴァー750をベースにしたストリートモタードだ。でも、そこはスーパーモタードで世界タイトルを4回獲得したアプリリア。モタードマシンSXVの技術が投入され、スポーティで扱いやすいファンバイクになっているのだ。

 またがると、足着き性はけっして良くはないが、操縦性を高めるためフレームのトラス部やシートレールが絞り込まれていて、車体を支えやすい。ハンドル切れ角も大きいので、バランス取りもしやすく不安がない。

 エンジンの扱いやすさはシヴァー譲りで、電子制御スロットルのおかげで、スロットルの開閉時もスムーズ。トルクピークが4500回転と低くにあって、日常域で欲しいトルクを取り出すことができ、そのトルクは7500回転ぐらいまで落ち込む感じがない。低中速型であっても伸び感がスポーティなのだ。

 スリムで車高が高めな車体は、コーナーで軽快にリーンし、ナチュラルそのもの。寝かし込むにしたがい、手ごたえと旋回性が高まっていく。乗り方も、ハングオフスタイルもリーンアウトで足を出したモタードスタイルも自由自在だ。それに、マシンが振れても車体全体がゆったりとしなり、挙動を吸収してくれる。ライダーに安心感を与える優しさがあるのだ。

 モタードタイプのスタイリングが好きで、足着き性を問題としない人には、こいつはシヴァーよりもスポーティに使えるバイクかもしれない。

文:和歌山利宏 写真:アプリリア
アプリリア ドルソデューロ
ヘッドライトはユニークなシヴァーの異形形状を引き継ぐ。ビキニカウルを備え、鋭角的な形状のパーキングライトを設置する。
アプリリア ドルソデューロ
タコメーターの文字盤にはDorsoduroの文字が入るが、液晶パネルと一体になったメーターの基本デザインはシヴァーと共通である。
アプリリア ドルソデューロ
フロントブレーキは、キャリパーがグリメカ製アプリリアオリジナルのラジアルマウントタイプ、ディスクはφ320o径のウェイブタイプだ
アプリリア ドルソデューロ
エンジンの基本はシヴァーだが、吸排気系と電子制御特性によって低中速型に調教。フレームはトラス部分がスリムな専用設計品だ。
アプリリア ドルソデューロ
スイングアームはSXVイメージの専用品で、シヴァーよりも長く軽量。シヴァーと同じくリヤサスは右置きのリンクレスタイプだ。
アプリリア ドルソデューロ
排気管はフルステンレス製で、2-1-2構造に見えるが、実際にはサイレンサーのテールパイプが2本出しになった2-1構造である。
アプリリア ドルソデューロ
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷 V型DOHC 2気筒
排気量 749.9cc
ボア×ストローク 92×56.4o
最高出力 67. 3Kw(92PS)/8750rpm
最大トルク 82Nm(8.4kgm)/8000rpm
全長×全幅×全高 2216×905×1185o
シート高 870o
車両重量 186s
燃料タンク 12L
タイヤサイズ F:120/70‐17 R:180/55‐17
価格 未定

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