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本当にすごい!ビッグオフローダー 本当はすごい!スモールオフローダー
ビッグオフローダー代表 BMW R1200GS Adventure
「ツーリング」を突き詰めたらビッグオフというパッケージに
地球規模のツーリングをするライダーのハートをがっちり捕らえる
R1200GS ADVENTUREで、世界旅行を疑似体験する
振り回してこそナンボ
ビッグオフはスポーツ
 ダートを目指す高速道路は距離を追うごとに天気が怪しくなってきた。BMWのR1200GSアドベンチャーは、水平対向2気筒エンジンを覆うタンクと大型ウインドスクリーンの恩恵で、多少の雨なら濡れずに走れる。ナックルガードとグリップヒーターの組み合わせも、濡れたグローブから体温を奪われるのを防いでくれた。標高の高い峠や緯度の高い場所ではどれだけ助けになるか。
 ボタンひとつで機能を呼び出すオンボードコンピューターは、夏にしては低い外気温や、平均燃費、タンク内のガソリンで走ることができる距離を教えてくれる。一定距離ごとにガソリンスタンドがある高速道路などは、その有難味が薄くても、地方では休日のスタンドに閉店が続くことも多い。心強いインフォメーションだ。まして、たいていの遠距離恋愛なら片道無休油を可能にする33Lというレンジの長いタンクも備える。
 もちろん、装備だけではない。ビッグオフと呼ばれるバイクの代表として連れ出したこのバイク、リラックスしたポジションとゆとりのパワーで移動がとにかく楽。また、サスペンションストロークの長いこのバイクなら、ダートに入ってペースを上げても、ライダーの期待を裏切ることがない。長旅はおとなしく、なんて無粋なことは言わないのである。今、ビッグオフの最先端は走り、機能ともに未知への旅をバックアップするおもてなしに溢れているのだ。
BMW R1200GS Adventure
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BMW R1200GS Adventure
R1200GSからサスストロークを
伸長したワールドトラベラーの実力
R1200GSをベースにラゲッジ、航続距離、ウインドプロテクション、そしてダートロードでの走破性と快適性を上げる装備を備えた1台。専用パニアケースはアルミ製。アウトドア用品のような丈夫さが特徴。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高=2250×955×--(mm)
シート高=895/915mm 乾燥重量=223kg
エンジン=空油冷4スト水平対向2気筒 排気量=1170cc
最高出力=100ps/7000rpm 最大トルク=11.7kgm/5500rpm
タイヤサイズF=110/80-19 タイヤサイズR=150/70-17
BMW R1200GS Adventure 特徴的なスプーンのようなノーズの奥(ライト下)にはオイルクーラーを装備。タンクを守るガイドパイプも備わっている。ライトの光量も必要にして充分なものだ。
BMW R1200GS Adventure アナログの速度、回転計のほか、液晶パネルには外気温、平均燃費、移動平均速度、燃料残量での航続距離のほか、ニュートラル時にはエンジン油量の確認表示もする。
BMW R1200GS Adventure BMW R1200GS Adventure R1200GSよりも大型のスクリーンとなる。高速道路では雨粒が効率的にサイドに流れるエアフローを確認できた。角度は手動で左右の写真の間で任意に決められる。
BMW R1200GS Adventure カウンターバランサー装備の水平対向2気筒エンジン。基本はOHV構造だが、カムの位置をヘッドに近づけるユニークな4バルブヘッド。パワートルクとも申し分なし。
BMW R1200GS Adventure 林道などでも有効に働くABS。しかしダウンヒルや砂、ぬかった土など、ABSで制動距離が伸びる場合に、ABSのキャンセルスイッチも備えているのが特徴。
BMW R1200GS Adventure フロントにA型アームを使い衝撃吸収機能と懸架機能を分けるデザインのテレレバーサスペンションをフロントに採用。ノーズダイブを低減させるジオメトリーも採用。
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