先日に続きNSR250Rのエンジンです。クランクシャフトは交換します。写真の手前側が新品です。 新品ですが振れ曲がりを測定します。

測定値は100/3〜5で規定値内でしたが、偏心測定器にて1000分台までセンター出しを行っています。

ミッションも分解、洗浄、点検して組み上げます。ドッグ、カラーブッシュの磨耗がある場合か交換になります。このミッションは問題ありませんでした。

ケースにクランク、ミッションを組み付けます。締め付けの際は、ある程度のトルクをかけてから1度緩め、再度締め付けます。そうする事で、ベアリング座面とボルト塑性が安定します。 次回はシリンダーについて書こうと思います。