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メンテナンスに使えるバイクスタンドおすすめ18選!各種類の役割や選び方を解説

バイクスタンドは、チェーンメンテナンスやタイヤ交換などで使用するアイテムです。ジャッキのようなもので、タイヤを浮かせるには必要不可欠といえるでしょう。

バイクには、もともと駐輪のためのサイドスタンドやセンタースタンドが装備されています。センタースタンドは、後輪が浮くためメンテナンス時にも便利ですが、コスト削減や軽量化などの理由から、最近のバイクにはほとんど付いていません。バイクを自分でメンテナンスするなら、車体をしっかり安定させるバイクスタンドを持っておきたいところです。

この記事では、メンテナンススタンドをメインとしつつ「バイクのスタンド全般」について解説します。おすすめのバイクスタンド18選も紹介するので、参考にしてみてください。

バイクスタンドの種類と特徴

バイクスタンドとは、その名のとおりバイクを立てるスタンドの総称です。大きく分けると、以下の2つの種類があります。

サイドスタンド・センタースタンド

サイドスタンドとセンタースタンドは、バイクに標準装備されているタイプのスタンドです。おもに駐輪するために使われます。設置場所によって、それぞれ以下のように呼び方が変わります。

  • バイクの左側、車体の下部にあるスタンド:サイドスタンド
  • バイクの中心:車体の下部にあるスタンド:センタースタンド

両方備えているバイクもあれば、どちらか片方だけ装備されているバイクもあり、車種によってさまざまです。

センタースタンドはバイクを安定した直立状態で駐輪できるほか、後輪が浮くのでメンテナンスの際にも重宝します。

メンテナンススタンド

メンテナンススタンドはその名のとおり、メンテナンスの際に利用される専用のスタンドです。メンテナンスツールの一種ともいえるでしょう。

メンテナンススタンドは基本的に標準装備ではなく、別途購入するのが一般的です。用途によって複数の種類があるので、以下で詳しく解説していきます。

バイクのメンテナンススタンドの特徴と役割

バイクのメンテナンススタンドには、標準装備のスタンドにはない以下のようなメリットがあります。

バイクメンテナンスを効率的に行なえる

サイドスタンドの場合、駐輪時は常に前後輪が地面に設置しています。この状態では、バイクを停めた状態でホイールを回すことはできません。

しかしメンテナンススタンドを使えば、タイヤを地面から浮かせることが可能です。停車したままタイヤを回転させられるので、チェーンメンテナンスなどが非常に効率的になります。また、車体を直立にして固定できるのでオイルレベルの測定も正確です。

ちなみに、センタースタンドでも同じことはできますが、メンテナンススタンドのほうが安定性は高く作業性が良い(=効率的)というメリットがあります。

長期保管時にバイクの負担を軽減する

メンテナンススタンドを使ってタイヤを浮かせることで、バイクへの負担が軽減されます。

長期間バイクを動かさないとタイヤの1点だけに負荷がかかった状態になり、変形の原因になります。タイヤが浮いていれば負荷がかからないので、変形の心配はありません。同様の理由から、空気圧の低下も防ぎやすくなります。

また、車体が直立するので保管時の省スペース化にも貢献。安定性も高いので、転倒するリスクも少なくなります。

運搬時に車両を安定させる

バイクをトランスポーター(運搬車)に乗せて移動する際、メンテナンススタンドがあればバイクを安定して積載できます。タイダウンベルトなどを併用して車と固定することで、強固な固定が可能です。

モチベーションが上がる

レーサーマシンは基本的にスタンドを装備しておらず、メンテナンススタンドを使うのが一般的です。バイクレースを観戦している方であれば、「メンテナンススタンド=レーサーマシン」というイメージを持っているかもしれません。

そうしたイメージを持つ方であれば、メンテナンススタンドで直立させた愛車はレーサーマシンのようにカッコよく見えるはずです。

オーナーの気分が上がることで、メンテナンスへのモチベーションも上がるでしょう。今まで以上に、タイヤの状態やチェーンの汚れなど細部にも目が向くようになります。

メンテナンスに使うバイクスタンドの種類

メンテナンスに使うバイクスタンドの種類

バイクのメンテナンススタンドには、以下の3つの種類があります。それぞれのメリット・デメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

リアスタンド

リアタイヤを浮かせるタイプで、最もオーソドックスなメンテナンススタンドです。支点にローラーが付いているので、「ローラーリアスタンド」とも呼ばれます。

リアスタンドは単独で使えるので、リアホイールの脱着やチェーンのメンテナンスなどで重宝します。駆動系はメンテナンス頻度が高いので、活躍する機会は多いでしょう。

リアスタンドにはショートタイプとロングタイプがあり、ショートタイプはコンパクトで場所を取りません。一方のロングタイプは、車体を軽く持ち上げられるメリットがあります。

また、車体側の支点と接する「受け」によってもタイプがあり、以下の2種類があります。

  • L受け:スイングアームを直接支えるもの
  • V受け:スイングアーム部分にフックを取り付けられる車両で使うもの

万能なリアスタンドですが、重量級のバイクには適していません。200kgくらいまでのバイクであれば問題ない場合が多いですが、それ以上のヘビー級マシンだと転倒する危険性があります。

フロント・リア兼用スタンド

その名のとおり、前後両方に使えるバイクススタンドです。前輪または後輪を浮かせることができます。

ただし、フロントスタンド単体での使用はできません。フロントはハンドル方向がフリーなので、バランスが取れずに転倒する可能性があるからです。

フロントスタンドとして利用する場合は兼用スタンドを2つ用意して、リアスタンドをかけてからフロントスタンドをかける必要があります。フロントスタンドを先にかけると不安定になるので、必ず「リアスタンドが先」というルールを徹底しましょう。

ジャッキアップタイプのスタンド

車のジャッキと同じで、車体の下に噛ませて持ち上げるタイプのバイクスタンドです。エンジンやフレームの下がジャッキアップポイントになります。

メンテナンススタンドのような「受け」が必要ないので、スイングアームの形状が特殊なバイクなどでも使える汎用性の高さがあります。

また、商品にもよりますが耐荷重500kgのスタンドもあり、大型バイクをリフトアップできるのもメリットです。

デメリットはスタンド自体の重量が重い点。15kg近いスタンドもあり、女性や小柄な方はジャッキを使うのに苦労する可能性があります。また、ジャッキのみだと不安定になりがちなので、別のスタンドを併用することが望ましいです。

メンテナンスに使えるバイクスタンドのおすすめ商品18選

ここからは、メンテナンス時に使えるおすすめのバイクスタンドを紹介していきます。種類によって特徴が大きく異なるため、バイクの重さやサイズに合ったスタンドを選びましょう。

デイトナ バイク用 フロントスタンド

デイトナのフロントスタンドは、スタンドに固定されているステムアダプターとの組み合わせで、7サイズのステムに対応しています。高さも7段階に調節でき、さまざまな車種に対応可能です。

サイズが大きく、フロント周辺のメンテナンス時に大活躍するアイテムですが、フロントスタンドのみではバランスを崩しやすいため、必ずリアスタンドと併用してください。

種類 フロントスタンド
サイズ 幅410mm×奥行680mm×高さ770~870mm
重量 9.52kg
耐荷重 200kg
付属パーツ アタッチメント(6サイズ)
販売メーカー デイトナ
価格(目安) 約1万円

デイトナ バイク用 リア スタンド

デイトナのフロントスタンドと同シリーズのリアスタンドは、ミニバイクから大型車まで1台で対応できる優れものです。

付属のL字とU字のアタッチメントで、幅は無段階、高さは5段階に調整可能。スイングアーム対応幅を広げれば、より幅広い種類のバイクに使えます。

フレーム部分はダブルローラー採用で安定感があり、リアタイヤの取り外しやチェーン調節など、リア周辺のメンテナンス作業時に欠かせないアイテムです。

種類 リアスタンド
サイズ 幅L型:240~390mm/U字:260~400mm
高さL型:240~315mm/U字:270~345mm
重量 7kg
耐荷重 200kg
付属パーツ アタッチメント(2種類)
販売メーカー デイトナ
価格(目安) 約1万円

デイトナ イージーリフトアップスタンド 97411

デイトナ イージーリフトアップスタンドは、サイドスタンドの補助としてリアタイヤを持ち上げるための簡易スタンドです。簡易スタンドとはいえ自由度は高く、接地部分が稼働するため安定感にも優れています。

チェーンの注油やホイールの清掃など、簡単なメンテナンス作業時に最適です。スタンド本体を回すだけで簡単に高さが調節でき、力がない方でも使いやすいのが大きなポイントです。

種類 リフトスタンド
サイズ 長さ255~370mm
重量 690g
耐荷重
付属パーツ なし
販売メーカー デイトナ
価格(目安) 約4,000円

TOOLS ISLAND モーターサイクルジャッキ

TOOLS ISLANDのモーターサイクルジャッキは、車体の中央下に設置してバイク本体をリフトするジャッキです。チェーン清掃やタイヤ交換など、バイクスタンドと併用して幅広いメンテナンス作業に活躍します。

重量は15kgでサイズも比較的コンパクトなため、収納時にあまり場所を取らないのもうれしいポイントです。

種類 ジャッキアップスタンド
サイズ 幅150mm×高さ450mm
重量 15kg
耐荷重 500kg
付属パーツ アタッチメント、ソケット(22mm)、ハンドル
販売メーカー TOOLS ISLAND
価格(目安) 約7,000円

TOOLS ISLAND バイクスタンド リア(大)

バイクのスイングアームに取り付けて、後輪を上げるスタンドです。アーム幅は250~320mmで、幅さえ合えば中型・大型バイクにも使用可能です。重量も5.2kgと軽めで、持ち運びも楽にできるでしょう。

安定感もあり、「手頃な価格で耐久性が良い」という声も多数あります。チェーンの調整や後輪タイヤの交換時などに役立つアイテムです。

種類 リアスタンド
サイズ 幅250~320mm×高さ340mm
重量 5.2kg
耐荷重 200kg
付属パーツ なし
販売メーカー TOOLS ISLAND
価格(目安) 約4,500円

TOOLS ISLAND リフトスタンド オフロード用

モタードバイクやトライアルバイク、オフロードバイクなど、車高が高いバイクに最適なダンパー付きのスタンドです。スチール製で乗り上げ台にラバーシートが付いているため、バイクが傷付くのを防げます。

女性でも簡単に持ち上げることができ、急激な降下を防ぐダンパー採用で下ろすときも安心です。

乗り上げ天板を回すことで簡単に高さ調整が可能で、調整後に天板を固定するホールドピンも付いています。

種類 ジャッキアップスタンド
サイズ 310mm×300mm 最低地上高~最高地上高: 270~390mm
重量 約6.5kg
耐荷重 150kg
付属パーツ なし
販売メーカー TOOLS ISLAND
価格(目安) 約5,600~6,300円

TOOLS ISLAND リアバイクスタンド 007V

TOOLS ISLANDのリアバイクスタンド007Vは、1人でのスタンドアップ作業のために開発されたロックワイヤー採用で、スタンドアップ時の転倒を防止します。1人作業でも安定性かつ安全性が高く、作業効率も上がること間違いなしです。

ただし、別途フックボルトが必要になります。使用する際は、あらかじめ車体側にフックボルトの穴があるか確認し、別売りのボルトを購入しましょう。

種類 リアスタンド
サイズ 幅235~350mm×奥行750mm×高さ340mm
重量 4.2kg
耐荷重 約160kg
付属パーツ なし
販売メーカー TOOLS ISLAND
価格(目安) 約4,000円

メルテック パンタジャッキ(1t) Meltec F-72

車用のジャッキですが、バイクのメンテナンスにも使えます。耐荷重は1,000kgでありながら、重量約1.6kgで持ち運びも簡単にできるでしょう。

95~350mmまで高さ調整でき、タイヤのパンク修理やチェーンの脱着の際に使用可能です。

種類 ジャッキアップスタンド
サイズ 幅388mm×奥行95mm×高さ×95mm
重量 約1.6kg
耐荷重 1,000kg
付属パーツ なし
販売メーカー メルテック
価格(目安) 約2,000円

ガレージゼロ バイク用ローラースタンド GZMT04

ガレージゼロのスタンドGZMT04は、ローラーにタイヤを乗せて回転させるタイプのスタンドです。ホイール洗浄やチェーンメンテナンスなどに使えます。

スタンドの裏面には滑り止めのゴムが付いており、ずれる心配もありません。軽くて薄型のため、持ち運びにも便利です。スロープ付きでセッティングも楽にできます。

種類 ローラースタンド
サイズ 幅225mm×奥行:305mm×高さ35mm
重量 1.68kg
耐荷重 300kg
付属パーツ なし
販売メーカー ガレージゼロ
価格(目安) 約3,000円

MOTOTOMO アルミ軽量リアバイクスタンドTSB071

アルミ製で軽く、中型~大型にも対応可能なリアスタンドです。

L型とV型のアタッチメントが付属しており、用途に応じてさまざまな使い方ができます。特にV型は安定感があり、上げ下ろしが楽な形状です。

メンテナンスはもちろん、修理などの整備まで幅広く活躍してくれます。

種類 リアスタンド
サイズ L型:幅260~345mm×高さ345mm
V型:幅265~355mm×高さ330mm
重量 3.6kg
耐荷重 約200kg
付属パーツ アタッチメント(2種類)
販売メーカー MOTOTOMO
価格(目安) 約8,000円

DIRTFREAKフロントステムアップスタンドUNIT B2510

フロントステムアップスタンドUNIT B2510は、ステアリングステムシャフトの穴に差し込んで前輪をリフトアップします。付属の7サイズのステムアダプターでさまざまな種類のバイクに対応でき、スタンドは20mmずつ7段階の高さ調節が可能です。ただし、ステアリングステム下部に穴がない車種には使用できません。

安全上、必ずリアスタンドと併用してください。

種類 フロントスタンド
サイズ 幅505mm×奥行680mm
重量 6.9kg
耐荷重 200kg
付属パーツ ステムアダプター(7サイズ)
販売メーカー UNIT
価格(目安) 約1万円

アストロプロダクツ オフロードバイクスタンド

オフロードバイク専用のメンテナンススタンドです。バイクの真下にスタンドを設置し、ハンドル部分を足で踏むだけで簡単に持ち上げられます。

天板は丈夫なスチール製で、滑り止めのゴム板も付いています。普段のメンテナンスに加え、レース車両などのサイドスタンドがないバイクにも最適です。

使用する際は「必ず2人以上で作業する」「バイクの最低地上高を確認してから使う」点に注意しましょう。

種類 ジャッキアップスタンド
サイズ 幅440mm×奥行350mm×高さ485mm
重量 6.5kg
耐荷重 160kg
付属パーツ なし
販売メーカー アストロプロダクツ
価格(目安) 約6,000円

アストロプロダクツ モーターサイクルジャッキ MZJ01

モーターサイクルジャッキMZJ01は、ジャッキアップタイプのスタンドです。汎用性が高く、モーターサイクル全般のほか、ビックスクーターや国産アメリカンバイクなどにも使用できます。

ジャッキハンドルは取り外しができ、ラチェットなどを使って早回しも可能です。高さはアダプターなしで100~345mm、アダプターありで180~460mmまで調節できます。

種類 ジャッキアップスタンド
サイズ 幅515mm×奥行170mm×高さ100mm
重量 12.5kg
耐荷重 500kg
付属パーツ ソケット、アダプター
販売メーカー アストロプロダクツ
価格(目安) 約1万円

J-TRIP フロントスタンド レッド JT-116RD

フロントスタンドJT-116RDは、工具なしで12段階の高さ調節ができるスタンドです。5サイズのカラー付きで、より細かいフィッティングが可能となります。

オフロードやアメリカン以外で、ステアリングステムに直径13mm以上の穴が空いている車種であれば、ほとんどリフトアップできます。収納するときは2つ折りにしておけば場所を取りません。

種類 フロントスタンド
サイズ 850mm×520mm×380mm(梱包サイズ)
重量 約8.9kg
耐荷重
付属パーツ スタンド用カラー(5サイズ)
販売メーカー ジェイトリップ
価格(目安) 約2万円

J-TRIP ショートローラースタンド JT-125RD

ショートローラースタンドJT-125RDは、ショートタイプのリアスタンドです。ロングローラーと違いコンパクトなため、両手でバイクを支えながら足でスタンドをかけられます。バイクを前後させることなくリフトアップできることから、狭いガレージなどでも作業しやすいでしょう。-

センタースタンドがないバイクや、車両が重くてセンタースタンドが上げられない場合などにもおすすめです。ただし、使用時はフロントブレーキレバーをゴムバンドなどで固定しましょう。

種類 リアスタンド
サイズ 558mm×512mm×442mm(梱包サイズ)
重量 約4.86kg
耐荷重 300kg
付属パーツ なし
販売メーカー ジェイトリップ
価格(目安) 約1万2,000~1万5,000円

WEIMALL メンテナンススタンド フロント&リア兼用

フロント・リア兼用のメンテナンススタンドです。簡単に組立ができ、ステム穴にセットするだけで使えるため、初心者の方も安心して作業できます。

スタンドの爪部分には保護ラバーが付いており、バイクを傷付けにくい仕様です。タイヤの着脱、エンジン周辺やチェーンなどのメンテナンス時に活躍するでしょう。フロント用で使う場合は、転倒を防ぐためにリアスタンドと一緒に使用してください。

種類 フロント・リア兼用スタンド
サイズ 幅235~355mm×高さ フロント使用時:約715mm/リア使用時320mm
重量 8kg
耐荷重 450kg
付属パーツ リアスタンド用ステー
販売メーカー WEIMALL
価格(目安) 約5,000円

WEIMALL フロントホイールクランプ

フロントホイールクランプは、フロントタイヤで車体を支えるバイクスタンドです。スタンドに前輪を乗せるだけで使用でき、中型や大型バイクに適しています。組立も簡単にできるうえ、タイヤサイズに合わせて前後2段階の調整が可能です。

車体を垂直に保持できるため、自宅でのメンテナンスはもちろん、店舗などで車両展示する際にも活躍します。スタンドの前後両足にゴムの滑り止め付きで作業がしやすいのもポイントです。

種類 フロントスタンド
サイズ 幅505mm×奥行630mm×高さ350mm
重量 10kg
耐荷重
付属パーツ なし
販売メーカー WEIMALL
価格(目安) 約5,000円

Donext バイクスタンド リア メンテナンススタンド

耐荷重340kgという優れた積載能力を持つリアスタンドです。モタードバイク・トライアルバイク・オフロードバイクなど、さまざま車種に対応しています。

スムーズに転がるキャスター付きで、スタンドのかけ外しが楽にできます。ハンドル部分と地面の間に高さがあるため、タイヤを上げるときに指を挟む心配がありません。L型ホルダーでバイクをしっかり支えられ、幅と角度を調整できるのもDonextスタンドの特徴です。

種類 リアスタンド
サイズ スイングアーム幅:約250~355mm 高さ約335mm
重量 約5kg
耐荷重 340kg
付属パーツ L型ホルダー・キャスター
販売メーカー Donext
価格(目安) 約4,000~6,500円
  種類 サイズ 重量 耐荷重 付属パーツ メーカー 価格
デイトナ バイク用 フロント スタンド フロントスタンド 幅410mm×奥行680mm×高さ770~870mm 9.52kg 200kg アタッチメント
(6サイズ)
デイトナ 約1万円
デイトナ バイク用 リア スタンド リアスタンド 幅:L型:240~390mm/
U字:260~400mm
高さ:L型:240~315mm/
U字:270~345mm
7kg 200kg アタッチメント
(2種類)
デイトナ 約1万円
デイトナ イージーリフトアップスタンド 97411 簡易リフトスタンド 長さ255~400mm 690g なし デイトナ 約4,000円
TOOLS ISLAND モーターサイクルジャッキ ジャッキアップ
スタンド
幅150mm×高さ450mm 15kg 500kg アタッチメント
ソケット(22mm)
ハンドル
TOOLS ISLAND 約7,000円
TOOLS ISLAND バイクスタンド リア(大) リアスタンド 幅250~320mm
高さ340mm
5.2kg 200kg なし TOOLS ISLAND 約4,500円
TOOLS ISLAND リフトスタンド オフロード用 ジャッキアップ
スタンド
310mm×300mm 最低地上高~最高地上高:270~390mm 約6.5kg 150kg なし TOOLS ISLAND 約5,600~
6,300円
TOOLS ISLAND リアバイクスタンド 007V リアスタンド 幅235~350mm×奥行750mm×高さ340mm 4.2kg 約160kg なし TOOLS ISLAND 約4,000円
メルテック パンタジャッキ(1t) Meltec F-72 ジャッキアップ
スタンド
幅388mm×奥行95mm×高さ×95mm 約1.6kg 1,000kg なし メルテック 約2,000円
ガレージゼロ バイク用ローラースタンド GZMT04 ローラースタンド 幅225mm×奥行:305mm×高さ35mm 1.68kg 300kg なし ガレージゼロ 約3,000円
MOTOTOMO アルミ軽量リアバイクスタンドTSB071 リアスタンド L型:幅260~345mm×高さ345mm
V型:幅265~355mm×高さ330mm
3.6kg 約200kg アタッチメント
(2種類)
MOTOTOMO 約8,000円
DIRTFREAKフロントステムアップスタンドUNIT B2510 フロントスタンド 幅505mm×奥行680mm 6.9kg 200kg ステムアダプター
(7サイズ)
UNIT 約1万円
アストロプロダクツ オフロードバイクスタンド ジャッキアップ
スタンド
幅440mm×奥行350mm×高さ485mm 6.5kg 160kg なし アストロプロダクツ 約6,000円
アストロプロダクツ モーターサイクルジャッキ MZJ01 ジャッキアップ
スタンド
幅520mm×奥行170mm×高さ100mm 15kg 500kg ソケット、アダプター アストロプロダクツ 約1万円
J-TRIP フロントスタンド レッド JT-116RD フロントスタンド 850mm×520mm×380mm(梱包サイズ) 約8.9kg スタンド用カラー
(5サイズ)
ジェイトリップ 約2万円
J-TRIP ショートローラースタンド JT-125RD リアスタンド 558mm×512mm×442mm(梱包サイズ) 約4.86kg 300kg なし ジェイトリップ 約1万2,000~
1万5,000円
WEIMALL メンテナンススタンド フロント&リア兼用 フロント・リア兼用
スタンド
幅235~355mm×高さフロント使用時:715mm/リア使用時320mm 8kg 450kg リアスタンド用ステー WEIMALL 約5,000円
WEIMALL フロントホイールクランプ フロントスタンド 幅505mm×奥行630mm×高さ350mm 10kg なし WEIMALL 約5,000円
Donext バイクスタンド リア メンテナンススタンド リアスタンド スイングアーム幅:約250~355mm 高さ約335mm 約5kg 340kg L型ホルダー
キャスタ
Donext 約4,000~
6,500円

メンテナンスに使うバイクスタンド選びのポイント

メンテナンススタンドの種類をご紹介したところで、用途別に選び方のポイントを解説していきます。

用途

まずは「どのシーンでバイクスタンドを使うのか?」という用途を明確にしましょう。以下のような初心者向けの作業であれば、リアスタンドだけで対応できます。

  • リアホイールの脱着
  • 洗浄や注油などチェーン周りのメンテナンス
  • グリスアップ など

これ以上の作業でフロントタイヤも持ち上げる必要がある場合は、フロント・リア兼用かジャッキアップタイプなどが必要です。

耐荷重

バイクの重さに耐えられるかどうか、耐荷重の確認も必要です。また、耐荷重が高いバイクスタンドは重量が重い傾向にあるので、「自分で持ち運べる重さか?」もよく吟味しましょう。

コンパクト・軽量なバイクに乗る女性や初心者の方であれば、リアスタンドもしくはフロント・リア兼用スタンドがおすすめです。大型・重量級のバイクであれば、ジャッキアップタイプが推奨されます。

受けの種類

先ほども触れたように、リアスタンドには「受け」の種類があります。以下3つの種類があるので、スイングアームに合わせて選択しましょう。

  • STD受け:STD(スタンダード)の名のとおり、最もオーソドックスな受け。重い車両でも不安なく上げられるが、リフトアップ時に転がるのが難点
  • L字受け:L字の受けでスイングアームを直接支えるタイプ。チェーンガードやキャリパーの位置を避けられるので、汎用性が高い
  • V字受け・U字受け:スイングアームにスタンドフックを取り付けられる車両で使うもの。フック以外に接触しないので、スイングアームを傷付けないのがメリット

バイクのスイングアームにフックボルトの取り付け穴があれば、V字(U字)受けのメンテナンススタンドを利用できます。なお、フックボルトは別売りになっている場合もあるので、購入時はよく確認しましょう。

リアスタンドの種類

先ほども触れましたが、リアスタンドにはショートとロングの2タイプがあります。それぞれ以下の特徴があるので、用途によって選択しましょう。

  • ショート:コンパクトなので狭い駐車場やトランスポーターの中でも使いやすい。足で踏みながら起こすので、両手でバイクを支えて安全にリフトアップできる
  • ロング:スペースを取るが、柄が長いのでテコが効いてリフトアップが楽。重量級のバイクや女性におすすめ。足で踏むのではなく、両手で押し込むようにして使う

フロントスタンドの注意点

フロントスタンドは、ステアリングステムシャフト下部に穴があるバイクにしか使えません。稀に穴がないバイクもあるので、確認しておきましょう。

また単体では使えないので、基本的にリアスタンドを所有している人が追加で買うスタンドとなります。

まとめ

バイクスタンドは「サイドスタンド・センタースタンド」と「メンテナンススタンド」の2種類あります。標準装備のセンタースタンドでもタイヤアップできますが、安定性を考えると専用スタンドの使用がおすすめです。

メンテナンススタンドは、フロントスタンド・リアスタンド・ジャッキアップタイプなど種類が豊富です。特徴もそれぞれ異なるため、用途や耐荷重などに合わせて選んでみてください。

大切な愛車にマッチしたスタンドを取り入れ、日頃のメンテナンスを効率的に行ないましょう。

本記事は、2022年3月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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