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バイクのハンドル交換でセパハンにする利点とは?

セパハンとは「セパレートハンドル」の略称で、クラッチ側・アクセル側のハンドルが別体になっているハンドルを指します。ここでは、セパレートハンドルのメリット・デメリットや交換方法を紹介します。

セパハンを取り付けるメリットは「外観」と「スポーツ性能」の向上

セパハン最大の利点と言えるのが、外観を大きく変えられる点です。ハンドルが下がることでフロントのフォルムを低く見せることができ、純正ハンドルから交換するだけでも外観の印象が180度変化するでしょう。

また、ハンドルの角度を自由に調整できるため、ライディングポジションに合わせて「自分に最適な角度」を見つけられます。ハンドルの角度を調整すると、走行時に腕や上半身にかかるストレスを大きく軽減できるでしょう。

そのほか、セパハンそのものはスポーツ性に優れているのが特徴です。セパハンを取り付けることによってライディングポジションはやや前傾姿勢となるため、走行時の空気抵抗が軽減されます。

スポーツ走行を楽しむ方なら見た目・性能ともに多くのメリットを感じられるでしょう。

セパハンを取り付けるデメリットは「転倒時のリスク」と「相性による性能ダウン」

セパハンを取り付けることでメリットを得られる反面、デメリットがあることも理解しておかなければいけません。

たとえば、セパハンで転倒してしまった場合はバーハンドル(クラッチ側・アクセル側が繋がっているタイプ)と比べると車体の被害が大きくなる可能性があります。

バーハンドルの場合は転倒時にハンドルが支えとなって車体へのダメージを軽減させやすいため、タンクなどが損傷しづらいのですが、セパハンは角度が大きく長さも短いため、タンクを凹ませてしまう可能性があります。

そのほか、重量級の車種では取り回しがしづらくなるなどのデメリットが挙げられます。

優れたスポーツ性能を持つセパハンですが、車種との相性やデメリットを把握していなければ、メリットを感じにくくなってしまう場合もあるでしょう。愛車のスタイルとセパハンの性質を見極めて、無理なカスタムを行わないよう注意しましょう。

セパハンを取り付けるデメリットは「転倒時のリスク」と「相性による性能ダウン」

セパハンに交換する方法

セパハンへの変更はバーハンドルと比べると手順が増えてしまいますが、各パーツを適切に取り付けられれば問題ありません。

  1. スイッチ類を取り外し、既存のバーハンドルを外す
  2. トップブリッジを取り外す
  3. セパハンを取り付ける(トップブリッジ下もしくはフォークにクランプする)
  4. ブレーキホースやクラッチなどのワイヤー位置を調整する

セパハンへのハンドル交換は個人でも可能な作業ですが、スイッチやブレーキマスターなどは取り外しに神経を使う部分です。そのため、パーツの取り外し・組み立てに不安がある場合は無理な作業を避け専門店へ相談してみましょう。

まとめ

最後に、セパハンについて大切なポイントをおさらいしましょう。

  • セパハンは左右のハンドルが別体になっている
  • セパハンにすることでフォルムを低く見せ、ライディングポジションを調節できる
  • 転倒時はハンドル以外の部分(タンクなど)へのダメージを受けやすく、車種によっては相性が悪い
  • 交換作業は手順が多いため、不安があれば専門店へ依頼するのが安心

本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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