最後はトランク容量や燃費など、それぞれツーリングバイクに適したスペックを持つモデルをピックアップ。「ツーリング」とひとくちに言っても、何を重視するかで選ぶべきモデルは大きく変わるのだ。
スクーター
トランク容量
63リットル
新車価格:84万2400円 中古相場価格:35.6万〜63.8万円
ツーリングバイクとしても優れた適性を持つスクーターは、やはりトランク容量が重要。高速道路を走れる126cc以上のスクーターで最も容量が多いのは、スカイウェイブ250&400シリーズだ。
クルーザー
シート高
650mm
新車価格:220万8000円〜 中古相場価格:149万〜199.9万円
ロー&ロングの車体を持つクルーザーは、低いシート高による足つきの良さが魅力のひとつ。現行クルーザーのなかで、もっとも低いのはハーレー・FLSだった。
オールジャンル
燃料タンク容量
25リットル
新車価格:240万8400円〜 中古相場価格:135万〜265万円
燃料タンクの容量は優れたツーリングバイクへと直結する重要な要素。そこで、現行モデルで最も容量の多いモデルを選出。ゴールドウイングやR1200RT、FJR1300AS/Aは25Lもの容量を誇る。
126〜250cc
燃費
58.8km/L
新車価格:31万6440円
燃費が良ければ、余った予算で美味しいものが食べられる! ということで高速道路を走れる126cc以上の現行モデルから最も燃費の良いモデルを選出。先日リリースされたばかりのジクサーだ。
どれくらいの距離を走るのか? どこに誰と行くのかで、選ぶべきモデルは大きく変わるのだ。
ここまで様々なモデルを紹介しつつ、バイク選びのポイントや噂を検証してきた。そこでひとつハッキリしたことは「ツーリング」とひとくちに言っても、ユーザーが思い描くツーリングのスタイルによって、理想のモデルは大きく変わるということ。 たとえば上に紹介している4台も、それぞれツーリングに適したスペックを有しているが、スタイルやジャンルは全く異なる。左の2台も同様だ。 重要なのは、自分がツーリングにおいて、何を重視するのか。そして、そのために必要なバイクの要素は何なのかをしっかりと把握しておくこと。それがわかっていれば、あとは好みのデザインや予算と照らし合わせて決めればいいだけ! 自身が思い描くツーリングライフを実現するためにも、ぜひともお気に入りの一台を、じっくりと探してほしい。
※中古車相場価格はGooBike.com調べ(2017年3月)。
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