
クリッサン
▼所有車種
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- CrossCub 110
生まれは京都府。高2の時17才で原付の免許を取って、当時タクトで関西中心に色々走り回ってました。根っからのツーリング好きです。
その後DT50というオフロードの50ccバイクに乗り、林道巡りもスタート。
1年程でセロー225に乗り替、2年程でXR250に乗り替えオフロード三昧でした。レーサーのKX125も所有して河川敷で遊んでました。
その後親友の影響で限定解除しGPZ900RのA10を20年前に中古で買って乗ってます。
疲れた時は、サブマシーンのクロスカブ110で、田舎道をトコトコ散歩。気付けばバイク暦28年の、おっさんライダーに仕上がりました。
よろしくお願いします。





スプロケット交換に関する長文です。興味がある人は読んでみてください。
クロスカブ110のフロントスプロケットとリアスプロケットを交換し、色々組み合わせを試してみた結果を記します。
スプロケットはフロント14T(ノーマル)、15T、16T を準備 リアは37T(ノーマル)、35T を準備しました。
交換して実走したのは以下の組み合わせです。
①フロントノーマル14T→15Tへ交換
②フロントノーマル14T→16Tへ交換
③フロントノーマル14T リアスプロケットノーマル37T→35Tへ交換
④フロントノーマル14T→16Tへ交換 リアスプロケットノーマル37T→35Tへ交換 (今回の組合せでは最もハイギア設定)
まず結論から書きます。(主観です)やはりノーマルの状態が一番よく走る。ただ少し回転は高めだと感じる。
細かく言うと、市街地を走る場合は1速、2速なんて必要ないと思うくらい直ぐに3速、4速へ上げます。
市街地(ストップ&ゴーの繰返し)では全体の設定がローギアすぎるかとも思いますが、ツーリングに行き山間部のワインディングを走ると
絶妙なギア比だと思います。(これは他のスプロケットを試さないと実感できない)
山間部の上り、特になだらかな登りが続くような場所では、4速で、車の流れに付いていけるか、少し速く走れます。
上記がノーマルの状態です。この感じだからもう少しハイギアが良いかと思ってしまいます・・・が。
しかし①のフロントを15Tにした場合、この4速での登りのスピードが落ちます。なのに1速、2速のローギア感は残ったまま。
直ぐに3足、4速に上げないとダメです。
そしてもう少しハイギアが良いと思って②フロント16Tにすればさらに登りの力強さがなくなります。では3速に落として登ればと思いますが、
3速では回転が上がり過ぎて、ノーマル14Tの4速での登りの走行スピードにかないません。急勾配は別ですが。なだらかな山間部登りです。
トータルで考えた場合、ノーマルの14T×37Tが最もよく走る、どこを走っても及第点だと言えます。(個人的主観)
ハイギアにした場合で最も気になるのは、最高速度が上がるかですが15Tはそれほど変わりません。16Tでも
それほど変わりません。ただ長い下りでは伸びがあります。
ノーマルで最高速が90だとすると、15Tでも92くらい?って感じで16Tも93くらい?って感じ。思ったほど伸びません。
(条件は平地、向かい風無し、信号無し少なくとも1㎞は信号が無い状態)
下りは16Tは100超えます。
③のフロントノーマル、リア35Tは、②とほぼ同じ条件になります。走りもほぼ同じで、違いはあまりありません。
では最もハイギアな④のフロント16T、リア35Tにした場合ですが、確かに最高速度は上がりますが、
ですがそれよりもパワー感を感じなくなります。
平地で向かい風、信号が無い場合は93くらいまでは上がりますが、100は絶対に行かないです。下りではいきます。
普通考えて前後共にこれだけハイギアになっているので、100くらい簡単に出そうなもんですが、出ませんね。
やはり元々の110ccというパワーでは無理なのでしょう。
良い点はないのかというと、60で走った場合、ノーマルに比べ圧倒的に回転数が低く、静かです。燃費も良さそうです。(実測はしていません)
多少パワー感は無くても、ゆっくり静かに走りたい場合はおススメです。ロングツーリングには良いかもしれません。
少なくとも、3速、2速とギアを落とせば、スピードは遅くても、登らない坂なんてありませんから。ゆっくり派にはこの設定はありだと思います。
以上 個人的な主観ですので参考にしてください。当然公道では60㎞/時がほぼ最高速度ですので、数値はあくまでも参考値です。
想像値と考えてください。