
しいのいいの
超暗黒ブラックな会社への
通勤の足を確保したらバイクでした。
それがバイクとの出会い。
労働基準監督署のおかげで、
仕事が暇になってツーリングにはまり、
ツーリング情報を探していてBikeBrosに行きつきました。2015年のこと。
基本、ソロ。に見えるかもしれませんが、
思い付きで出かけてるだけです。
一声頂ければ、迎撃・合流・お見送りなど
マスツーも大歓迎な感じです。
バイクを弄る素養と度胸はありませんが、
乗る乗らないにかかわらず、バイクを愛する人が
増えたらいいなあと思っています。
好きなものは、天然の水、澄み渡る空気、コーヒー。
お金と時間をかけるものは、バイクとカメラ。

琵琶湖一望 武奈ヶ岳
GWに突入して、最初のツーリングは琵琶湖の西にデ――――ンとそびえる武奈ヶ岳(1214m)です。
滋賀県の西の端は比良山系の最高峰で、
琵琶湖東岸の近江八幡や長浜からも見える一番高い山です。
体力的に回復まで考えると週末を利用して登る自信もなかったので、連休×晴れの日を待っていました。
洛北から新緑のR367をバイクで北上すること小一時間、
葛川坊村(かつらがわぼうむら)町の明王院(天台宗のお寺)に登山口があります。
どうやらこの辺りは、比叡山(天台宗)の回峰行という修業に関係があり、
12世紀にはすでにお寺があったようです。
登山口は標高300mほどなので、標高差ざっと900mのハイキングです。
奥深いので水平距離にして約9km、登って下りて6時間。
ぶよぶよヨレヨレの体には、結構タフな工程で、
下りてきて、いざバイクに乗ろうとして足をステップにかけるときに足がつりそうになりました。
アメリカンなバイクは、シートが低くて、ステップが前の方にあるでしょ?
モモが上がりませんw
僕の体力とかはさておき、
武奈ヶ岳・・・・そう。ブナの山!!
その上、眺望の開けた なだらかな稜線が延々と続き、
東は琵琶湖、西は安曇川(あどがわ)と広大な丹波高地の新緑が眼下に広がります。
新緑のこの時期から紅葉の時期にかけて、どえりゃ~人気が目に見えてます。
回峰行なる修業、実はこの世の極楽巡りなのではないかとさえ思います。
登山道はよく整備されていて、至れり尽くせり系。
上の写真は、明王川にかかるブナやらモミジやらの新緑。登山口で極上のお出迎えです。