
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早10年を過ぎた。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250X
SUZUKI GSX1100S KATANA



「暑い〜 まじで 火傷する〜」
渋滞に捕まった空冷エンジン。前傾姿勢の上半身は異様な熱気に包まれ、内太ももはその熱で火傷しそう。
盆休み中の奈良市内の渋滞は半端ない。「なんでこのクソ暑い時間帯に奈良なんぞに来たんや」それに、ちょっとバイクを停める場所も無い。「ここは?」と思う所には 警備員が睨みを効かす。
春日大社の奥、若草山の麓に駐車できるスペースを見つけ ようやく人心地 着く。
外人さんの多いこと … 鹿せんべいをあげる際、お礼の首振りを要求している。
入山の門が閉まっているが 柵を乗り越え入っていく。
この時期の若草山は 見事な緑に包まれている。その見事な芝に 何やらポツポツ見える。結構な数だ。「なんだ?鹿か?」目を凝らすと カップルが座っている様子。
湿気った空気が 身体にまとわりつく。Tシャツの背中が 汗ビッショりなのがわかる。そろそろ帰宅時間となったが、また あの渋滞に突っ込んで行くのだと思うと なかなか腰が上がらない。
R24から山手幹線に抜ける。ようやく道が空く。空を仰ぐと分厚い雲。行く先では稲光 … 「アッ、落ちた!」一本のジグザグな光が 空と地上を結んだ。
「どうか 家に着くまで降らないでくれ」