晴走雨奏さんが投稿したバイクライフ

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    好きなことを続けるということ

    6月21日(土)
    次男坊の結婚式、披露宴が執り行われました。
    ファミリーだけでなく、オイラの息子も同然のたくさんの仲間たちに祝福されて。

    披露宴でお前は我々両親に、大好きなサッカーをなに不自由なくやらせてくれてありがとう、と謝辞を述べた。

    小学校から昨年社会人サッカーを引退するまで、進路は全て自分で決めさせた。
    次男坊だけでなく長女、長男も。
    やりたいということをそれぞれにひとつだけ徹底的にやらせた。もちろん本人の望むことを。自分でやりたいと言い出したことだから休むことは許さなかった。休むなら辞めろ、こちらは頼んでない、と。

    お前は小、中、高とそれなりの成績をおさめ大学4年の時に、あるJリーグのチームのスカウトから声がかかった。プロチームの練習に参加したが契約には至らなかった。プロになることを目標としてきたはずだが、切り替えて強いサッカーチームを持つ企業に就職した。しかもサッカー枠ではなく総合職という選択をして。

    会社はサッカーができるうちはサッカー部でも頑張って欲しいと言ってくれサッカー部にも所属したが、お前はあっさり2年で引退した。

    子供たちに好きなことをさせたい、若く甲斐性のないオイラにできることはバイクを降りることだった。大切なものを守るために大好きなことを手放す。
    情けない、その程度なら本当に好きじゃないのでは?と思われても仕方ない。
    実際3人の子供を育てるのは情けない話、金銭的には正直きつかった。カミさんにも苦労をかけた。
    でもそれ以上に子育て中は楽しかった。
    そして25年かかってバイクは戻ってきてくれた。

    大学生の時から彼女と付き合っていたお前は、監督から「ひとつダメでもお前に合うJリーグのチームを探してやる」と言われたが断って就職した。一緒にレギュラーだったお前以外の仲間は全員Jリーガーになった。あれほどプロになると言っていたのに。それは彼女のためだったのか?
    就職もサッカー枠ではなく総合職にしたのも彼女のためなのか?
    聞けばきっと「違う」というだろう。

    ただお前は大好きなものを上回る大切なものを確かに手に入れた。
    かつてのオイラのように。
    お前の選択はいつでも全て正しいんだよ。
    たとえ失敗したとしても。
    これからも思うように生きろ。

    坊主よ
    結婚おめでとう!

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