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RVT1000R

■車種の魅力

WSB（スーパーバイク世界選手権）で勝つために開発されたこのモデルは、初期型の時点で、WSB優勝、鈴鹿8耐優勝、ルマン24時間耐久優勝、マン島TT優勝と無敵でした。これに改良を加えた後期型は、過剰な性能が改められ、公道でも乗りやすくなりました。とはいっても、レーサーそのままの性能は極めて高いポテンシャルを持つ、真のレーサーレプリカです。

■マシンのスペック

水冷4ストロークDOHC・V型2気筒 999ccのエンジンを搭載しています。最高出力は136ps/9,500rpm、最大トルク10.7kg-m/8,000rpmで、乾燥重量は199kgのスペックです。

初期型（VTR1000SP-1)がVツイン特有の瞬発力ゆえの繊細さを求められるアクセルワーク、生半可な走りでは働かないサスペンション、高過ぎるフレーム剛性、強力過ぎるブレーキなど、公道では出力が高すぎるため、スペックを改め後期型（VTR1000SP-2）が登場しました。