目次
[
− 閉じる
]
ライフステージの変化などさまざまな理由で、「このままバイクに乗り続けるかどうか」を悩むことがあるでしょう。実際にバイクを降りる決心をした人は、具体的にどのような理由でバイクライフをやめたのか気になるところです。
そこでこの記事では、バイクユーザーがバイクを降りる・降りた理由の調査結果を紹介します。また、リターンライダーがバイクライフに戻った理由や、後悔しないバイク終活のポイントも紹介しますので、バイクを降りるか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
グーバイク買取ではバイクを降りて愛車を手放そうとお考えの方のご相談を受け付けております。インターネットを使い自宅で気軽に相場検索ができ、電話営業は一切行なっておりません。まずは愛車の価値がどれくらいか、お気軽に相場検索をお試しください。
バイクを降りるおもな理由
一般社団法人日本自動車工業会が新車を購入したバイクユーザーを対象とした調査結果「2023年度二輪車市場動向調査報告書」を、2024年3月に発表しました。そのなかで、どのような環境的な変化があったらバイクを降りるか(保有を中止するか)という問いについて、多かった回答を紹介します。
駐車スペースが確保できなくなった場合
バイクを降りる理由として多かったものは、年齢や体力などの自身の変化ではなく、駐車スペースがないという外部環境の変化でした。
実際に、バイクに乗り続けたい気持ちは変わらないものの、転居した先で駐車スペースを確保できないといったシーンも想定されます。そうした物理的にやむを得ない理由が、バイクを降りるきっかけになるといえます。
経済的に余裕がなくなった場合
バイクに乗るためには維持費がかかりますが、経済的に維持できなくなった場合に降りると考えている人も多くいました。
ガソリン代やメンテナンス代に加え、税金や先ほど述べた駐車場代など、バイクの維持にはさまざまな経費がかかります。生活内のほかのことに優先してお金を使うために、バイクにお金をかけられなくなる場合もあるようです。
現在の車体が修理不能になった場合
思い入れのある愛車だからこそ、今乗っている車体を最後にしようと考える人も多いようです。乗っているバイクが生産中止になりパーツの供給がなくなったり、修正不能な不具合が起きたりといったケースが想定されるでしょう。
体力の衰えを感じた場合
バイクは全身を使い操作する乗り物になります。年齢を重ねて体力が落ちると、操作に負担や不具合が生じます。そうした変化を感じたときにバイクを降りる時だろうと予想している人も一定数いるようです。
事故にあった場合
一度事故にあうと、バイクに乗ることに恐怖心が出ると考えられます。そうしたケースがバイクを降りるきっかけになるだろうと考えている人もいるようです。
子どもや家族を守らなくてはいけない、社内の重要なポジションにいるなど、社会的な責任が増えるほど、事故のリスクが大きいバイクに乗ることに不安を感じるかもしれません。
その他
紹介した理由のほか、結婚や子どもの誕生などライフステージが変わるタイミングに降りるだろうと考えている人もいました。時間的にバイクに乗る時間がなくなるだろうと考えている人もいます。周囲に、バイクに乗るのは危険だからやめてほしいと止められることもあるかもしれません。
参考:「2023年度二輪車市場動向調査報告書」一般社団法人 日本自動車工業会
実際にバイクを一時降りた人たちの理由は?
それでは、実際にバイクを降りたユーザーはどのような理由で決断しているのでしょうか。同じく、「2023年度二輪車市場動向調査報告書」内で公表された、バイクライフを一時中断したのちに再購入しているユーザーが、一時的にバイクを手放した理由を紹介します。
バイクに乗る時間がなくなった
最も多かった理由は、時間的な余裕がなくなったことです。仕事が忙しくなる、ライフステージの変化により家族の形態や優先事項が変わるなどで、バイクを楽しむ時間をとれなくなることがバイクを降りる理由となっています。趣味が変わり、気付いたらバイクに乗る時間が減っていたということもあるかもしれません。
乗用車を購入した
乗用車に乗る時間が増えると、必然的にバイクに乗る時間が減るようです。家族が増え、家族みんなで移動するためには乗用車を利用せざるを得ないというケースもあるでしょう。車を運転するほうが楽しいと感じる方もいるかもしれません。
通勤等で使用しなくなった
バイクに乗る理由がほぼ通勤・通学のみだった場合には、その用途での使用がなくなった際にバイクを降りる人もいます。学校の卒業や転勤、転居などがきっかけでバイクに乗る頻度が少なくなり、最終的に手放すパターンが多いようです。
経済的な余裕がなくなった
先に紹介した、バイクを降りるきっかけとなりえる環境変化でも登場した経済的な負担が、実際にバイクを降りた理由としても回答率が高くなっていました。先述したとおり、バイクは乗っていなくても持っているだけで税金や保険が必要です。また、車とバイクの両方を持っていた場合2台を維持管理するのが負担になり、バイクを手放す人もいるようです。
結婚した
ライフステージの変化や、それにともなう生活サイクルの変化は、バイクを降りる大きな理由の一つです。結婚をして大切な存在ができたとき、バイクに乗るリスクがより大きく感じられ降りる決断をしている人もいます。
その他
そのほか、単純にバイクに乗る楽しさが感じられなくなり、バイクを降りる人もいるようです。ほかの趣味ができるなどのほか、近年の異常気象でツーリングに適したシーズンが短くなったと感じ、楽しくなくなってしまう人もいます。
参考:「2023年度二輪車市場動向調査報告書」一般社団法人 日本自動車工業会
後悔しないためにバイクを降りる際に気を付けたいこと

バイクライフを悔いなく終えるために、考えておきたいことや注意点を紹介します。
降りる理由が一時的ではないか考える
まずは、バイクを降りようと決めた理由が一時的なものではないかもう一度考えてみましょう。
例えば、仕事が忙しくなりバイクに乗る時間がないため手放したものの、仕事が落ち着いて時間的な余裕ができたときにやはりまた乗りたいと感じるケースもあるようです。子どもの誕生を機にバイクを降りようと思ったものの、短時間であってもバイクに乗る時間が自分のリフレッシュタイムになるかもしれません。
バイクの売却するタイミングを見極める
バイクを降りると決めた場合、多くの方がバイクを売却することでしょう。ただし、バイクを売却する際は、そのタイミングに注意しましょう。
大型連休前や新生活前などはバイクの需要が高いため、それを見越して売るなどより高く売るために時期を見極めることが大切です。また、バイクを手放したあとに乗っていたモデルが生産中止となり、再購入が困難となるケースも想定されます。
しっかり査定してから売却する
愛車の価格相場を知らないまま焦って売却したところ、価格が相場よりも安かったという事態になりかねません。
長い時間をともにした愛車を手放すのですから、気持ちよく送り出せるようしっかりと査定し納得のいく条件で売却しましょう。複数の業者に査定を依頼して比較検討することが大切です。
なお、グーバイク買取ではインターネットを使用し愛車の情報を入力するだけで簡単に相場検索ができます。また、約3,000社が参加するオークション形式のため、より高値で売却できるのがポイントです。
やっぱりバイクに乗りたい!リターンライダーになる理由

「2023年度二輪車市場動向調査報告書」では、一時中断ののちに再購入しているユーザーに対し、再購入した理由を聞いています。いわゆる「リターンライダー」になった理由として多かったものを紹介します。
趣味としてバイクを楽しみたい
最も多かった理由は、趣味としてバイクを楽しむためという理由です。さまざまな理由でバイクを降りたものの、自分のための時間を過ごす相棒として再びバイクを選ぶ人が多いことがわかります。
単に移動手段だったバイクを、手放して初めて趣味として乗りたいと感じる場合もあるかもしれません。
バイクが自分の趣味だと気付いた
続いての理由も自分の趣味に関する回答です。バイクと離れてみてあらためて、バイクが自分の趣味に最も合っていたと感じ、リターンライダーになる人が多いようです。バイクとは違う趣味を楽しむ時間を経て、バイクに戻る人もいるでしょう。
バイク特有の乗る楽しさを感じたい
続いてもバイクに乗る楽しさに関する回答が続きました。全身を使い、風や空気の匂いを感じて走るバイクは、ほかでは体験できない楽しさがあります。その感覚を忘れられずに戻る人が多くいます。
今乗らなければ二度と乗れないと気付いた
バイクを降りる理由として、体力の衰えを紹介しましたが、反対にいうと体力があるうちに乗っておきたいと思うものかもしれません。若いうちにバイクを手放した、体力を鑑みて早めにバイクを降りたものの、本当に乗れなくなる前に乗っておきたいと考えてリターンする人も多いようです。
気になるバイクが登場した
新型のモデルが自分の好みなど、どうしても乗りたいと思うようなバイクに出会って、情熱が戻るライダーも多いようです。往年のモデルを現代のシステムで体感できるネオクラシックというジャンルが広がるなど、楽しみ方が多様化していることも影響しているかもしれません。
その他
続くリターンの理由には、経済的余裕や時間的余裕、そして気持ちの余裕など、バイクを楽しむためのさまざまな余裕ができたことが挙げられていました。一人で移動する時間の増加など、子どもの巣立ちなどさらなるライフスタイルの変化も要因にあるようです。
参考:「2023年度二輪車市場動向調査報告書」一般社団法人 日本自動車工業会
バイクを降りずに乗り続けるのがおすすめの人はどんな人?
バイクを降りた人の理由などを紹介してきましたが、「やはりバイクに乗り続けたい」と感じている人もいるでしょう。次に当てはまる場合には、バイクを降りずにもう少しバイクに乗り続けてみてもよいかもしれません。
交流関係の中心がバイク仲間の人
バイク仲間が多く、その交流が自分の人間関係の多くを占めている人は、バイクに乗る楽しさ以外の価値もそこで得ていると考えられます。バイクを降りて交流関係が途切れることで、なくしてしまうものがないか考えてみてもよいかもしれません。
また、バイクに乗り続けている仲間に刺激されて手放したことを後悔してしまう可能性もあります。
バイクを降りる理由が自分以外にある人
家族からの反対など、自分の意思ではない理由で降りようと考えている人は、本当の自分の気持ちを見つめ直してみましょう。家族も安心できるよう、バイクの乗り方やお金のかけ方などルールを決めて、バイクに乗ることへの理解を得るのも一つの方法です。
公共の交通機関が少ない地域の人
バスや電車、地下鉄など、住んでいる地域の公共交通手段の利便性が低い場合、バイクを降りると後悔するかもしれません。特に交通網が発達していない地方では、外出の自由度が下がり生活の質にも影響してしまいます。
まとめ
バイクを降りるのには、経済的な問題やスペース的な問題などすぐには解決が難しい理由や、体力面やライフスタイルの変化など自分が年齢を重ねることに起因する理由など、さまざまな理由があります。
一方で、バイク特有の楽しさや価値を再確認し、リターンライダーとなる人も少なくありません。バイクを降りるときには、愛車と離れることが本当に望みかじっくりと考えてから決めたいものです。
グーバイクでは、愛車を売却しようとお考えの方の無料査定を行なっています。
多くの買取店が参加するオークション形式で、最高入札額を提示した店舗が買取権利を獲得するシステムのため、愛車の魅力を一番わかってくれる店に売却することができます。
また、専門のスタッフが出品から愛車の引き渡しまで丁寧にサポートするため、初めての利用でも安心です。
ぜひ一度ホームページをご覧ください。
本記事は、2024年6月4日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。