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バイク乗車時の火傷防止の保護パーツ、ヒートガード

ヒートガードは、不意の火傷を避けるための大切な保護パーツです。今回は、ヒートガードの役割や種類、メンテナンス方法や活用シーンを解説します。保護パーツを正しく使用して、突然の火傷を防ぎましょう。

ヒートガードの役割や種類

ヒートガードは、高熱になるパイプに取り付けることで足周りの火傷を防ぐ役割を持ちます。バイクエンジンから熱を帯びた排気ガスが放出されると、排気の通り道であるエキゾーストパイプは素手では触れられないほど高温になります。

主に、ステップ上部やシート付近を通る高温のエキゾーストパイプは、適切に保護出来なければ不意に足周りを火傷する可能性があり、走行時は注意が必要です。そこで、ライダーの安全を守るために取り付けられているのがヒートガードと呼ばれる保護カバーです。

ヒートガードは、高温のパイプを覆うように取り付けられ、ヒートカバーやヒートプロテクター、ヒートシールド、パイプガード等とも呼ばれます。また、ヒートガードには車種やパイプ形状に合わせて様々な種類があり、エキゾーストパイプだけでなくマフラーパーツを保護するものもあります。素材は主に、軽量で耐熱性の高いカーボン素材が用いられています。

ヒートガードの役割や種類

日常のメンテナンス方法

ヒートガードは大きな負担が掛かるパーツではないため、通常走行で破損や劣化が起こる可能性は低いと言えます。しかし、付属のボルトやネジを用いて自身で取り付けた場合は、定期的にボルト類の緩みがないか確認しましょう。

また、長期使用によって万が一劣化が見られた場合は、走行中の破損や落下を防ぐために交換しておくのがおすすめです。車種や取り付ける箇所にもよりますが、ヒートガードはバイク用品店や通販なら数千円程度で購入出来ます。

ヒートガードで事故のリスクを下げよう

もしもヒートガードを取り付けていなかった場合、不意の火傷だけでなくお気に入りのズボンやサイドバック等の装飾品を焦がしてしまう可能性があります。また、軽度の火傷だったとしても走行中に火傷を負うような瞬間があれば、走行に支障をきたして思わぬ危険が迫るケースも考えられます。

そのようなリスクを防ぐために、夏場でパイプの温度上昇が予想される場合や、長距離走行を予定している際は事前にヒートガードを取り付けておくことをおすすめします。

その他、パイプ接触による火傷から体や装飾品を守るにはヒートガードに加えて、履くタイプ(ズボン式やレッグウォーマー式)のヒートプロテクターやレインスーツを着用するのもおすすめです。

まとめ

ヒートガードがあることで、足周りの位置を気にすることなく快適なライディングポジションを実現することが出来ます。今回の記事を参考にヒートガードの役割やメリットを理解して、必要な場合は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

本記事は、2017年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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