まずダブワン世代のWだが、はっきりいって「見つけたら買い!」、それだけタマ数は少ない。30〜40年ほど昔のバイクだけにコンディションも含め、マニア向けといえるだろう。さて現行のW650だが、こちらはフレンドリーな相場だ。タマ数は豊富だし、プライス的にも30万から始まるというじつに“健全”なもの。65万円を頭に均等に分布している感じで、その序列も年式に比例している。ときたま見かける限定車にしても、年式が新しいゆえの高額であり、とくにプレミアム性は感じられない印象だ。アップ/ローハンドルにしてもほぼ半々で、価格的差異は見受けられない。過度なカスタム車も少ないし、安心して中古車選びが楽しめる好例といえるだろう。 |