バイク試乗レポート:Cafe1130Racer
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試乗レポート ベネリ Cafe1130Racer

 ベネリ Cafe1130Racer

ネイキッドTNTを基本とした
カフェレーサーは
ワインディングで最高だ
見た目は個性的でも乗り味は従順だ
BENELLI Cafe1130Racer
 このカフェレーサーは、ネイキッドモデルTNTのバリエーションモデルで、TNTをベースに、ハンドルグリップ位置を低く狭くし、マルゾッキのフロントフォークをφ50mm径から、トルネード900用だったφ43mm径に変更している。当然、カフェレーサーらしく、バーエンドミラーを採用するなど外装にも手は加えられる。
 04年春登場のTNTは、なかなかスパルタンなストリートファイターだったが、これは扱いやすく改良されている。
 TNTも含め、電子制御マップが改められ、とがった印象はかなり失せたし、パワーモード切り換え装置によって、マイルドモードにすれば、さらにレスポンスが穏やかになり、最高出力も15%低められる。それでも標準モードでの137馬力はなかなかの迫力モノだ。
 ライポジは、TNTより上体が前傾しているのは当然としても、トルネードよりもアップライトで公道で無理がない。何より、トルネード譲りのコーナリング性能を生かすにも、また137馬力を使うにも、これぐらいの前傾度がちょうどいい。
 エンジンは、トルネードよりも広範囲に力強いトルクを発揮してくれる。3000回転ぐらいから一段とトルクが太くなり、5000回転からトルクが盛り上がっていく。
 フレームの基本はトルネードと同じだが、車両姿勢を後ろ下がりにして、キャスター角が寝かされたカフェレーサーは、ワインディングでスポーツするには、ベネリのラインアップのなかでも最高なのである。
文=和歌山利宏 写真=ベネリ
BENELLI Cafe1130Racer メーターの基本配置は他モデルと共通、回転計のレッドゾーン開始は9500回転。左手前側にパワーモード切り換えスイッチがある。
BENELLI Cafe1130Racer マフラーはセンターアップのシート出し。ラジエターをリヤではなく、サイドに設けたことで、このレイアウトが可能になった。
BENELLI Cafe1130Racer ベースとなるTNTのマルゾッキ製フロントフォークはφ50mm径だが、これは初代トルネード900用のφ43mm径を採用する。
BENELLI Cafe1130Racer やはりバーエンドミラーは、60年代のカフェレーサーイメージには欠くことのできないアイテムである。
BENELLI Cafe1130Racer エンジンの基本はトルネードやTRE-Kと同じだが、それぞれにシリンダーヘッドを専用とし、特性を最適化させている。ラジエターは両サイドに置く。
BENELLI Cafe1130Racer 個性的なビキニカウルを装着する。TNTからの流用だが、セパレートハンドルやバーエンドミラーともマッチングしている。
BENELLI Cafe1130Racer
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷4ストロークDOHC 4バルブ 3気筒
排気量 1130cc
ボア×ストローク 88×62mm
最高出力 101Kw/9250rpm
最大トルク 117Nm/6750rpm
ホイールベース 1419mm
シート高 780mm
乾燥重量 199kg
タイヤサイズ F120/70-17 R190/50-17
価格 未定

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