昨年3月に新登場したタイプMが、わずか1年でマイナーチェンジ。車体や装備などはそのままに、電子制御CVTの大幅な仕様変更を受けた。
今回とくに注目したいのが、7速ATモードとスロットルシフトが新採用された点だ。
新たに加わった7ATモードは、スロットル開度や車速などから判断した最適なギヤ段数へと、自動変速を続けてくれた。住宅街を静かに走りたいとき、高速道路をクルージングしたいとき、そして峠道を攻めるとき。基本的には、この7ATモードにしておけば、どんなシーンでも快適に走ることができた。
一方でスロットルシフトは、スイッチ操作をすることなく、シフトダウンを行える機能だ。MTバイクのシフトダウン時に、アクセルをフォン、フォ〜ン……"とあおるのと操作は同じ。MTバイクからの乗り換えなら、ボタン操作よりも違和感がなく、早く要領を覚えられるだろう。もちろん、AT育ちのライダーだって、すぐに慣れるはずだ。
ちなみに、7MTにはシフトアップ時のアシスト機能が、つねに働くようになった。
これまで、2つのCVTモードとライダーに積極的な操作を要求する7MTという組み合わせだったタイプM。今回の改良により、選べるモードが増えたにもかかわらず、むしろ複雑な操作は少なくなり、より使い勝手が良くなっていたぞ!