【試乗】ヤマハ TMAX
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試乗レポート ヤマハ TMAX

走りのスクーターTMAXがよりスポーティになって登場 ターゲットはスポーツバイクだ!
最近活況を帯びているビックスクーター
ヤマハ TMAX

 最近ガソリン価格高騰から、スクーターに注目する人が増えている。実際、人間が移動するためのトランスポーターとして見たら、スクーターはとても便利だ。四輪車より燃費が良いのはもちろん維持費だって安い。「だけど乗って面白くはないだろうなあ」と思うのは、昔しか知らないから。最近のマシンは、かなり面白い。その代表がモデルチェンジしたこのTMAXだ。

 もともと元気の良い走りで知られていたTMAXが車体からエンジンまで一新。よりスポーティな走りが可能になった。言ってみればスクーター界のスーパースポーツ。車体がしっかりしているからハイペースのコーナーリングでもまったく不安なし。フットボード部が盛り上がり、足で挟み込むことができるからマシンとの一体感もある。

 500cc2気筒のエンジンも軽快な排気音をたてて気持良く加速していく。スポーツバイクのような速さはないかもしれないけれど十分に官能的。油断しているビックバイクを慌てさせることだってできてしまう。実際、このマシンに追いかけられたバイク乗りは、結構多いのだ。

 乗り心地が良くて荷物も積める。多少の雨なら濡れないしタンデムも快適。実用性では無敵のビックスクーターにこれだけのスポーツ性が加わったのだ。バイクから乗り換えるライダーも出てきそうな気がする。それくらい魅力的なマシンである。

文:後藤 武 写真:東 広幸
ヤマハ TMAX
メーターは中央がアナログ表示のスピード。その下にデジタルのタコメーターを装備。両側が水温計と燃料計になっている。
ヤマハ TMAX
ヤマハ独自のCFダイキャストによって作られたフレーム。高剛性で高いレベルのハンドリングを実現することができた。
ヤマハ TMAX
ハンドルの下側、左右カウル内に物入れがあり、通行券やグローブなどを収納することができる。日常でとても使いやすい装備のひとつだ。
ヤマハ TMAX
ライダーを風から守る二分割大型スクリーン。ゆがみもなく見やすい。高速走行時の疲れが少ないだけでなく、不意の雨でもあまり濡れない。
ヤマハ TMAX
シートは前から開くタイプとなったため、ライダーは荷物の出し入れでマシンの後ろにまわる必要がなくなった。実用的な改良である。
ヤマハ TMAX
フロントタイヤが新型では15インチになったことで接地感が大幅にアップした。モノブロックキャリパーは効きもすばらしくタッチも鋭い。
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ヤマハ TMAX
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷DOHC 4バルブ 単気筒
排気量 499cc
ボア×ストローク 66.0×73.0o
最高出力 28Kw(38ps)/7000rpm
最大トルク 44Nm(4.5kgm)/5500rpm
全長×全幅×全高 2195×775×1445o
シート高 800o
車両重量 222s
燃料タンク 15L
タイヤサイズ F:120/70R15 R:160/60R15
価格 94万5000円

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