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電動モペット(フル電動自転車)で
公道を走るために必要な条件・基準は?

電動モペット(フル電動自転車)は、ペダルを漕がずにモーターの動力のみで走行できるので、原付バイク(原動機付自転車)と同じカテゴリに区分されています 。公道で走行するためには、原付バイク同様の要件を満たさなくてはなりません。
原動機付自転車の免許が必要、車道通行(歩道走行不可)、ヘルメットの着用義務、自賠責保険の契約が必須となります。
また、現在乗るためには下記のものが必要とされています。

電動モペット(フル電動自転車)を公道で走行する上で必要な条件(2023年3月現在)

乗車時の義務(運転手)
  • 1.ヘルメットの装着
    (電源を切って走行する場合でも必要)
  • 2.免許所持(原付免許以上)
  • ※歩道の走行は不可
必要な保険・税金
  • ・軽自動車税の納税
  • ・自賠責保険
  • ・任意保険(任意)
電動モペット(フル電動自転車)を公道で走行する上で必要な条件
フル電動自転車(電動モペット)
  • 3.バックミラー
  • 4.ブレーキ
  • 5.クラクション
  • 6.ヘッドライト
  • 7.ウィンカー
  • 8.速度計
  • 9.テールランプ・ブレーキランプ
  • 10.後部反射材
  • 11.番号灯

    ※取付位置は地面から1m以下で、夜15m離れた場所から確認出来る事

  • 12.ナンバープレートの装着
必要免許・税金について

電動モペット(フル電動自転車)を選ぶ

はじめての電動モペット(フル電動自転車)選びで押さえておきたいポイントや公道走行が可能な車種をケース別にご紹介。
利用シーンに合わせて快適なマイクロモビリティ生活を送れる車種を探そう。

CASE01 Aさん

\通学派/

Aさん

CASE02 Bさん

\お出かけ好き/

Bさん

CASE03 Cさん

\レジャーに/

Cさん

Aさん
通学で使いたいAさん

通学・通勤など普段使いで乗りたいけどどんなタイプが合うのかな?

選び方のポイント

バッテリーサイズの大きさ
バッテリーの容量によって走行距離が変わるため、使い方に合わせて選ぶことが大切です。長距離を走りたい場合はバッテリー容量の大きいモデルを選ぶ必要があります。

バッテリー容量はどう見て判断すればいい?

オプション搭載モデル
電動バイクと自転車、車両区分を切替できるモビチェンや、カゴをつけて荷物を収納できたりと、オプションを付けることでより便利なサイクルライフを楽しむことができます。
Bさん
車に積みたいBさん

車に積めれば移動先でも走行を楽しむことができ、利用シーンが広がります。

選び方のポイント

折りたたみ可能なモデル
電動モペット(フル電動自転車)の魅力は原付でありながらコンパクトであること。折りたたみができれば、車に積み込みアウトドアなど様々なシーンで活躍します。
カスタム豊富なモデル
カスタム豊富なモデルを選べば、人とは違うフル電動自転車に仕上げることも可能です。趣味や嗜好に合わせてカスタムしながら自分好みのスタイルを楽しめます。
Cさん
ツーリングを
楽しみたいCさん
レジャーで楽しみたいCさん

原付2種免許をお持ちならこんな遊び方も楽しめる!

選び方のポイント

モーター出力が600W以上
モーターの出力数が600Wを超え1000W以下は原付2種に区分されます。二段階右折必要なく、法定速度も時速60kmとなっていて、快適な走行が楽しめます。

出力数はどう見て判断すればいい?

大容量バッテリー搭載モデル
長時間走りたいなら大容量バッテリーモデルがおススメ。また車種によってはバッテリーを2個搭載できるモデルもあり、さらに長距離走行が可能となります。

マイクロモビリティ研究所

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マイクロモビリティ研究所
マイクロモビリティ研究所

電動モペット(フル電動自転車)を知る

アクセルを装備し、ペダルを漕がなくても走行できる「電動モペット(フル電動自転車)」。
電動バイク、電動アシスト自転車、自転車モードと3WAYの車種も多く次世代のモビリティとして注目されています。
そんな電動モペット(フル電動自転車)がはじめての方に、乗るための必要な条件や手続きなど素朴な疑問にお答えします。

電動モペット(フル電動自転車)のメリット

POINT1

スタイリッシュでカッコいい

スタイリッシュでカッコいい

街乗りからアウトドアまでどんなシーンでも似合うスタイリッシュなデザインが魅力です。遊び心をくすぐるオシャレなアイテムとして生活に彩を添えます。

POINT2

原付より軽くてコンパクト

原付より軽くてコンパクト

原付でありながら重さが20kg~40kgと軽く、車種によっては折りたたみが可能。車に積み込みレジャーなどさまざまなシーンでも活躍します。

POINT3

3WAYモードの次世代モビリティ

3WAYモードの次世代モビリティ

1台で電動バイク、電動アシスト自転車、自転車を兼ね備え、サイクルライフをより便利に楽しくしてくれます。今までにない次世代モビリティを体験できます。

車両区分を変化させることができる
モビリティについて

電動モペット(フル電動自転車)で電源を入れずにいわゆる自転車として走行している場合でも原付バイク(原動機付自転車)の扱いとなります。
しかし、下記2つの要件を満たすものについては、自転車として普通自転車及び、歩行者等専用の標識設置場所の走行が可能となります。

  • 車両区分を変化させることができるモビリティについて

    1.走行中に電動バイク、電動アシスト自転車モード(EVモード)から、自転車モード(人力モード)に切り替えることができず、かつ人力モードからEVモードに切り替えることができないこと。

  • 車両区分を変化させることができるモビリティについて

    2.自転車モード(人力モード)の時、ナンバープレートを表示することができず原動機付自転車として適法に走行させることができない構造であり、それが明らかな外観となっていること。

【参考】「車両区分を変化させることができるモビリティ」について(通達):https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/kouki/kouki20210628.pdf

さらに詳細を確認する

必要免許・税金について

2023年3月現在、公道を走る電動モペット(フル電動自転車)は原動機付自転車として扱われています。必要な免許や保安基準を満たした電動モペット(フル電動自転車)であるかなど、運転や購入の際、知っておきたい情報を掲載しています。

電動モペット(フル電動自転車)Q&A

電動モペット(フル電動自転車)は自転車として乗れるの?

ペダルを漕がずモーターの動力のみで走行できるので、原則として原付バイク(原動機付自転車)として区分されるため、自転車として公道を走ることはできません。
また、電源を入れずペダルを漕いで走行しても自転車として公道を走ることはできません。モーターの動力が備わっている時点で原付バイク(原動機付自転車)として扱われるためです。
しかしいくつかの要件を満たせば自転車として歩道を走行することが認められています。
リンク:車両区分を変化させることができるモビリティについて

電動モペット(フル電動自転車)の速度はどのくらい?

公道を走行する場合は原付一種は30km/h、原付二種は60km/hの制限があります。各モペットが出せる最大時速は機種によって異なりますが、30km/h~60km/hまで出すことができます。タイヤインチサイズが14インチや16インチと小さいサイズでスピードがでる場合、コントロールが難しくなるなど危険性もあるので注意しましょう。

電動モペット(フル電動自転車)の重さはどのくらい?

平均的な重さとしては30kg台が主流となっております。電車に持ち込む場合は30kgまでの重量制限があるため、注意も必要です。気軽に持ち運びたいケースが多い場合は10kg台の軽量化のモデルもあるため、チェックしてみましょう。

電動モペット(フル電動自転車)の購入金額はどのくらい?

メーカーによって様々ですが、価格帯としては10万円台から30万円台まで幅広く存在します。価格帯によって、機能やメンテナンスの充実性も異なるため、自分に必要な機能や条件を見極めて購入しましょう。

電動モペット(フル電動自転車)は免許なしで乗れるの?

公道を走行する際は運転免許が必要となります。

使われているモーターのパワーが600W以下であれば、50cc未満の原付一種扱いとなります。この車両に乗るには原付免許または、原付が運転可能な普通免許等の上位免許が必要です。

使われているモーターのパワーが601W以上1000W未満の車両は、125cc未満の原付二種扱いとなります。

この車両に乗るには、小型二輪免許もしくは大型二輪免許、普通二輪免許が必要です。

電動モペット(フル電動自転車)は車検は必要なの?

車検はありませんが、走行する上で保安基準(バックミラー、ブレーキ、クラクション、ヘッドライト、後部反射材、ウィンカー、速度計、テールランプ・ブレーキランプ、番号灯 )を満たす必要があります。公道で使用する場合はナンバープレートと自賠責保険を取得する必要があるため、忘れず取得・手続きをしましょう。

電動モペット(フル電動自転車)のメンテナンスはどう対処する?

電動モペット(フル電動自転車)には車検がないため、不具合やチェックなどを自分で対処する必要があります。モペットに不具合があった場合はまず購入したメーカーや代理店に相談してみましょう。またメーカーによっては保証やメンテナンスの案内があるメーカーもあるため、メンテナンスに不安のある方は購入時に必ずチェックしてみましょう。

電動モペット(フル電動自転車)のナンバープレートの取得方法は?

ナンバープレートの取得には、下記手順が必要となります。

  • 1.お住まい管轄の市区町村の役所へ
  • 2.軽自動車税申告書兼標識交付申請書を作成
  • 3.ナンバーと標識交付書交付

その際、下記の持ち物も必要ですので、準備しておきましょう。

  • ・原動機付自転車販売証明書
  • ・印鑑(認印可)
  • ・本人確認書類(免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)

また公道の走行には自賠責保険も必要なため、あわせてコンビニなどで手続きを済ませましょう。

電動モペット(フル電動自転車)の充電はどれくらい持つの?

機種によって様々ですが、満タン時の航続距離としては最小で30km、最大で60km程度となるため、日常的な通勤・通学や移動で使う分には1回のフル充電で問題ないでしょう。
詳しくは各キックボードのスペックをご確認ください。