軽量でコンパクト!! セロー225のデビューは1985年のことだったので、20年目のフルモデルチェンジということになっていた。セロー250になり、コンパクトでスリムな車体は、女性や初心者でも充分に扱えるサイズが魅力だった。空冷SOHC単気筒エンジンの最高出力は、わずか18psだが、低中速域の元気なトルク感と軽快な吹けあがりで、山道では車体をぐいぐいと押し上げてくれるものだった。リヤホイールはこの種のバイクとしては珍しいチューブレス仕様のためパンク修理が容易だが、フロントタイヤはチューブ仕様のため工具は両方必要。メーターは見やすくシンプルなデジタルメーターを採用。時計、ツイントリップなどを表示していた。