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| 快晴の春の日はまさにバイク日和り |
目の前にドーンとそびえる富士山、そのしたには日差しを受けてキラキラと輝く河口湖。すぐ後ろには、いい風情を醸し出す峠のお茶屋さん、またがっているのがピカピカの、そして大好きな相棒CB400スーパーボルドール! この瞬間を感じられただけで走ってきた意味がある。今日はいい日だ。
ここは御坂峠。山梨県笛吹市から河口湖方面にぬける峠道のてっぺん。今はトンネルができて本道は別にあるけど、昔の人はこの峠道をえっちら上り下りしてたんだろうね、なんて想像してしまうような年代物のお茶屋さんがある。いまはワンデイツーリングの休憩中。あまりの天気のよさにふと思い立って走りにきてみたけど、大正解だ。このあともきっと、いい1日になるだろう。
天気はちょっと不安定だけど、今の時期がバイクで走っていていちばん気持ちいい季節かもしれない。冬が終わったという開放感と、さわやかになってきた風を感じると、バイクで走りたくてウズウズしてくる。今日のような快晴となればもうガマンできない。忙しい毎日のなかで、エアポケットのようにポコッとできたなんの予定もない1日。そんな日がきれいな快晴なんて、これはもう天の恵みに違いない。
CB400スーパーボルドールに乗って、中央高速を西に向かった。ちょっと出遅れたわりには道も混んでない。マルチ独特の機械的なサウンドとレスポンスいいふけ上がりが気持ちいい。正直リッターバイクに憧れないこともないけど、実際こうやって走ってみると、日本の道ならこのマシンで十分満喫できるじゃないかと思えてくる(海外の道をバイクで走ったことはないのだけれど……)。それほど我が子愛しさが前面に出てしまうマシンなのだ。 |
| 笛吹市を巡り、峠道ぬけて一路河口湖方面へ |
今日のプランは都内から1時間ほどの一宮御坂インターで降り、笛吹市をまわって河口湖方面にぬけていくコース。一宮御坂インターのある笛吹市は、果物の産地として有名な勝沼と、山梨の県庁所在地・甲府にはさまれて目立たないけど、思いつきで行くショートトリップでは、そういう場所で思いがけないいいことに出くわしたりするに違いない。ちょっと調べてみるとなかなかよさそうな場所だしね。帰りはおなじみの河口湖方面にぬければ知ってる道だから、安心だし。
ということで、まずは今日一日の道中の安全を祈願しに、甲斐一宮浅間神社へ。1000年以上の歴史ある神社だけど、かしこまった雰囲気がなくて、なぜかリラックスできる空気が。しっかりお参りしたあとは、足湯に向かいます。
笛吹市は石和温泉と春日居温泉という温泉でも有名な町。向かった春日居足湯は、無料で使えることもあって地元の人が頻繁に訪れていました。さすがに有名な温泉だけあって足がツルツルに。バイクで風をうけた体には、こういうあったかいところがうれしいですね。
また笛吹市内を流れる笛吹川沿いの道は開放感いっぱいで本当に気持ちいい道でした。ちょっと河原まで降りてのんびりしてもよかったかな。次に来たときは試してみよう。
リフレッシュして次に向かったのはワイナリー「笛吹ワイン」とみさか桃源郷公園。お隣の勝沼同様、笛吹市もぶどうや桃など果物で有名。4月の中旬には斜面に広がる桃畑の木々が満開になって、まさに桃源郷という風景になるそうです。今回は残念ながらピークはハズしてしまったけど、散り際の花や新緑もなかなかきれいでしたよ。
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さてのんびりとした山里の雰囲気を残す笛吹市をあとにして、国道137号線を南へと向かいます。目指すは御坂峠。CB400SBの本領発揮です。流れの速いバイパスから旧道に入るといきなりタイトコーナーの連続。ちょっと路面は荒れ気味だけど、まあまあ楽しめたのでした。
峠付近の御坂トンネルを越えるとすぐの天下茶屋でひと休み。ここからの富士山の展望はすごいのひと言。なんでも昔からの富士山ビューポイントで、ここを愛した明治の文豪たちも多かったのだとか。
お茶屋さんも昭和9年創業という歴史を感じさせる建物で、ツーリングの休憩ポイントにはうってつけの風情あふれるお店でした。ここで山梨名物のほうとうとこんにゃくの田楽、そしておいもさんというランチに。縁側の席に陣取って富士山を見ながら食べるほうとうはまさに山梨テイスト。これがツーリングの醍醐味ですよね。
美味しいものでおなかをいっぱいにして、後半の河口湖周辺へと走り出したのでした。 |
| 有名観光地河口湖はやっぱりさすがの楽しさ |
のんびりした山里の雰囲気から一転、有名な観光地である河口湖周辺は、都内と変わらないようなおしゃれなお店があったりして、そこがまた楽しい。川口湖畔の「自然工房石ころ館」は、天然石のアクセサリーや雑貨がいっぱい。ちょっとお土産にと思って入ったら、いろいろ目移りしてしまいます。また石ころ館のすぐ近くにある「カフェイルバッコ」では本格的なイタリアンが楽しめます。河口湖を眺めながらのお茶や食事は素敵でしたよ。
「乗りたいなぁ」と思いながら遊覧船を眺めてから、もう少し先へと足を運びます。
山中湖方面に向かう国道138号線付近には「道の駅富士吉田」と「富士山レーダードーム館」が。プロジェクトXでも紹介されていた富士山レーダーが、いまはこの地で第2の人生(?)を送っているのです。
そして今回のツーリングのラストポイントに選んだのが忍野八海。富士山の雪解け水が涌きだし、きれいな泉となっている場所です。5mとか10mという泉の底がよく見えるほどの透明度にはちょっと感動しました。しかもここの桜は遅咲きで、5月初旬なのになんと満開。ちょっと得した気分になれましたよ。
駆け足でいろんなところを巡ったツーリングでしたが、いろいろ楽しめて、本当にいい1日になりました。 |
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