新車購入頂いた海外仕様のＭＴ１５を納車前に国内メーカータイヤＩＲＣ　ＲＸ０２への交換依頼が入りました。 　ノーマルタイヤは輸出元や主な輸出国の道路事情向けに、荒れた路面や雨季に軽く冠水する橋や道路でも低速なら一応走れる事を想定した万能タイヤですが、日本国内では路面が良すぎてバンク時のグリップ不足やタイヤの温まりの遅さが気になります。 ＭＴ15納入者のオーナー様もご存じの依頼です。

リアタイヤはスイングアームに取り付いて４本ネジでサニー（マッド）ガードのユニットを外せます。

後は通常の車両と同じ作業です。

　左右のカラーとシール部はグリスアップされていましたが、シャフト側は元々グリスが塗って無かった様なのでモリグリを塗り込みます。 　タイヤ比較ですが、見た目的にノーマルタイヤも充分ハイグリップ系に見えるパターンで、肉厚の厚のあるＲＸ02に対して軽量です。

前タイヤ交換の際はＡＢＳのラインとブレーキホースのラインを気を付ける以外は以上の作業です。

　前側もシャフトのグリスアップ不足を感じましたので、モリグリを塗り込みます。 ＲＸ02の前タイヤはパターン的に通常のタイヤと逆に見えますが、これが正常です。

　サニーガードの有り無しの比較写真を撮った後、最後にサニー（マッド）ガードのユニットをネジ4本でスィングアームに取り付けて完了です。 　サニーガード無しでお違和感はありませんが、ある方が重量感があり、泥や石の巻き上げ効果を考えると悩み処ですね！

サニーガードありの状態のチェーン側ですが、ガード自体にある程度強度があるので軽量な小物入れ谷やパネルを付けるられそうな形状です。