お客様からホンダのトゥデイで『ブレーキが掛かりぱなしで戻らない』といったお問合せがあり、今回修理させて頂きました！ この手の故障で考えられるケースは「ドラムブレーキの固着」「ブレーキワイヤーの固着」「ブレーキレバーの固着」後は稀に「ブレーキシューの剥離」等が考えられます。 実際に見ていきましょう！

まずな「ブレーキカム固着」の確認から。 トゥデイに関しては開けずに手で固着を確認出来ます。 やはりコチラを確認してみると、固着が確認出来ましたので、原因は「ブレーキカムシャフト」の固着の様です。

では修理に取り掛かります！まずはホイールを外して、ブレーキ部分を確認致します。

固着が確認出来た、ブレーキカムシャフト部分を分解！

コチラが分解したブレーキカムシャフトです！

汚れやサビが見て取れます！こちらが今回の固着の原因の様です！

しっかりと汚れの洗浄とサビの除去を行いました。

今回は破損部品等はなく、その他のリアブレーキ回りの分解清掃、給油を行い組付けで作業は完了。 後は修理完了後のテスト走行を行い、ブレーキが「しっかり効き」「しっかり戻る」事を確認しお客様へ引き渡し！ 『ドラムブレーキの固着』はドラムブレーキの構造上起きやすい不具合です。 そのまま乗っていると、燃費の低下や重大な事故に繋がる可能性もございますので、 少しで違和感を感じたら早めにご用命ください。