【フロントフォークオイル漏れ】ドゥカティモンスター1000Sie フロントフォークシール交換、エンジンオイル交換(ミッツ・ハーの作業実績 2024/02/20)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2024/02/20 21:20:11 更新【フロントフォークオイル漏れ】ドゥカティモンスター1000Sie フロントフォークシール交換、エンジンオイル交換ドゥカティ モンスター1000S

作業実施日 2024/02/20

フロントフォークオイルシール交換、エンジンオイル交換でドゥカティMonster1000Sieにご入庫いただきました。

ドゥカティは倒立フォークです。 正立フォークだとオイル滲みがあっても一時的ですぐに止まることがありますが、倒立は滲みだしたらダラダラとオイルがどんどん漏れてきます。 このオイルはそのままブレーキディスクローターに付着すると危険です。 出先などでオイル漏れが発生したらレッカー手配をしてもらうか、コンビニでテープとキッチンペーパーなどを買ってオイルが流れ出る箇所(フォークが摺動する箇所、フォークパイプのダストシール側)に巻き付けます。 ウエスがあれば巻き付けておいてもいいですね。 その状態でショップへ入庫してください。 今回は右側からオイル漏れがありましたが、フォークは左右均等に動いてるわけですから逆も同じように劣化しています。 同時に左右のメンテナンスを行います。

この車両のフロントフォークはSHOWA製です。 ドゥカティで純正のオイルシールを手配することももちろん可能ですが、ホンダ等の国内メーカーでも同じサイズのフォークを使っていますのでそちらを手配してもOK NTB等のリプロパーツメーカーもありますし、これだけで部品代を抑えることができます。 フォークシール交換(フォークオイル交換、オーバーホールなど)は、カートリッジ式の倒立フォークの場合、正立フォークより少し手間がかかります。 もちろんカートリッジ式の倒立フォークには様々なメリットがあります。 そのメリット、性能をフルに発揮するために定期的なフォークのメンテナンスが必要です。

フォークオイルが漏れだしたら故障したとがっかりしないでください。 まあツーリング途中だと少しがっかりですが、とにかくオイル漏れが発生したらフォークオイルの交換の良い機会だと思いましょう。 理想としては車検毎…つまり2年に一度はフォークオイルの交換をしたいですね。 油圧の作動油なのですが、フォークが動いているときには熱も持ちますし泡立ちもします。 本来は黄金色のオイルですが、大抵は交換するときには茶褐色のしょうゆみたいな色になっています(笑) 中にはフォークオイルなんて交換したことない…と言う方も珍しくないのでは? 漏れなければそういう方は珍しくありません。 なのでフォークオイルが漏れだしたときはがっかりせずに、フォークオイルの交換の良いタイミングだと前向きに捉えてください。

フォークを分解し、洗浄し、新しいオイルを入れ、シール類を新品にします。 ご希望に応じて内部の部品交換も可能。 高性能のサスペンションへ換装することよりも、まずは使用中のフォークのコンディションをベストの状態に仕上げましょう。

オイル交換は「いつものオイル」とご指定いただきましたので、ミッツ・ハー公式推奨エンジンオイルルブロスの人気ナンバーワンオイルMoto-SSを使います(ミッツ・ハーでいちばん人気のあるオイルです) ルブロスシリーズには上位グレードからMoto-GP、Moto-RS、Moto-SS、Moto-ST、Moto-syntheというラインナップがあります。 Moto-SSよりも上位のグレードのオイルが2種類存在しますが、一般的な公道での使用であればこのSSでじゅうぶん。 滑らかなな吹け上がりを体感でき、かつエンジンの保護性能に優れるコストパフォーマンスに優れたエンジンオイル。 サーキット走行もカバーできるほどの幅広いシチュエーションで使える万能型エンジンオイルです。

APIの最高峰グループVに分類されるエステルと、グループⅣに分類されるPAO。 このトップ2グループをベースに使用しているのがルブロスMoto-SSです。 エステルは分子構造にマイナス極性の酸素物資を持つため、金属の摺動面に密着する性質を持ちます。 一般的なエンジンオイルは、通常6時間程度でピストンやシリンダーから流れ落ちてしまいますが、エステルがあると薄く均一な被膜が付着したままを維持できるため、金属の直接接触をある程度避けることができます。 また、エステルはもともとジェットエンジンの潤滑剤として開発されたため、熱安定性と化学安定性に優れ低粘度のベースオイルを使用できるだけでなく、低粘度でも摩擦を下げてくれるので馬力損失を少なくできます。更にせん断安定性、低温流動性、揮発防止性、洗浄分散性など数々のメリットがあります。

PAO(Poly-a-Olfin)は合成炭化水素とも呼ばれ、エチレンから製造される「a-オレフィン」を原料にし、重合反応と水素化処理によって精製されます。 粘度指数が高く、高温時においてはVHVIよりも厚い油膜を保持することが可能です。 ワックス分を含まないことから低温粘度特性にも優れ、低温時の始動性向上や暖気時間の短縮、省燃費性能に利点があります。 また、エステルの弱点とも言える耐久性を克服しているのも特徴です。

ベースオイルの最高峰エステルと、高性能を維持しつつ実用域におけるメリットや耐久性を高次元でバランスさせたPAOの組み合わせに、ルブロス最大の特徴である新開発ベースオイル“ナノパフォーマ”を配合。 1.オイル分子の細分化 2.オイル分子の均一化 3.オイル分子の結合力強化 これらの特徴を持つナノオイル分子は、オイルと金属の隙間を埋め、ベアリング効果や、密閉効果をより高める働きをします。 ●ベアリング効果 ベアリング効果によるフリクションが少なくなる結果として 1.油温上昇の抑制・安定化・低減 (摺動抵抗の軽減により、摩擦発生と酸化・劣化の予防) 2.高回転での伸びが良くなる (クリアランスを均一化して、摺動抵抗を軽減) 3.エンジン音を抑える ●密閉効果 密閉効果により吹き抜けを抑える効果として 1.パワーとトルクの上昇 2.ブローバイガスの減少 3.オイルの耐久性向上 これらの特徴を備えるMoto-SSはミッツ・ハーでは一番の人気オイルなのです。

ご依頼いただきました作業を終え、オーナーに車両をお引き渡しです。 江東区にお住いのオーナー様ですのでいつも代車をご用意させていただいております。 ミッツ・ハーでは原付スクーター、原付2種スクーター、原付2種マニュアルロードバイク、スーパーカブ110、軽二輪イタリアンスクーター(200ccと250cc)をご用意しています。 たまには違うオートバイも楽しいかもしれませんよ。 特にスーパーカブとイタリアンスクーターは人気です。 ご希望の代車を使いたい方は早めの作業予約をお願いします!

対象車両情報
メーカー・ブランド
ドゥカティ
車種
モンスター1000S
作業実績タグ

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レビュー

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