車検整備もしくは定期点検でのキャリパーピストンの動きを見てみましょう!((株)ビップブラザーズの作業実績 2021/02/03)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2021/02/03 18:27:38 更新車検整備もしくは定期点検でのキャリパーピストンの動きを見てみましょう!ホンダ CB750

作業実施日 2021/02/03

当店では12か月点検、もしくは車検の際はキャリパーを外してパッドの厚みを確認しましたらキャリパーピストンの動きを確認します。いわゆるキャリパーピストンを揉むという作業になりますが、当店以外での購入車輌で多いのがこのキャリパーピストンが油圧では出てきますが手で戻すことは出来ない車両が多いです。 エンジンの調子に関しては結構気を使ってる方が多いでしょうがブレーキはそれ以上に大事なのでこれからは気を付けてみてみてください。

キャリパーピストンが動かないのは、分解してみるとわかりますがキャリパーシールとダストシールの内側にブレーキ液が吸湿してかすのようになったのが蓄積されてキャリパーピストンを圧迫しているからです。 そもそもキャリパーピストンというかパッドを押し出したり戻したりというのがこんな厚み2〜3mmのゴムのパーツに委ねられているのがびっくりです。 作業としてはキャリパーピストンを押し出し。(これが4ポッドもしくは6ポッドなんてなると全部出すのは大変です。)キャリパーシールとダストシールを取ったらシールの入っていた溝を特殊工具でコリコリとかすを取り出してきれいにします。

キャリパーシールとダストシールは再使用しないで必ず交換してください。私がお客さんによく言うのがエンジン不調で始動しなかったり路肩に止めるようなことがあってもブレーキの場合は止まらないとかで生命に直結しますよ!という事です。 それと戻りが悪いキャリパーピストンは私も経験がありますがブレーキに熱を持ってロックしてしまいます。 運が良ければ早めに気づいて路肩にまで移動できますが、運が悪ければブレーキロックで転倒、もしくは路上で止まってしまいブレーキがかかった状態なので移動もできない恐ろしいことになってしまいます。 特に250CC以下の方は車検がないのでメンテナンスされてない方が多いですので注意してくださいね!

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
CB750
作業実績タグ

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