2018/11/26 18:57:39 更新ZRX400-Ⅱ 納車前整備 ブレーキキャリパーオーバーホールカワサキ ZRX400-Ⅱ

作業実施日 2018/11/26

ご成約後の車検・納車前点検整備の一部作業例になります。重要保安部品ですので全車必ず一度外して分解・清掃・フルードの交換を実施します。 目視でどんなに綺麗な状態でも絶対はないので必須項目です。

キャリパー内部に残った古いフルードもしっかりと排出して、オーリングなども新品に交換する為、外し忘れが無いか指さし確認もしています。

ブレーキホース内部に残った僅かなフルードが垂れて塗装面などを痛める危険がある為、ウエスでしっかりと保護します。

細かな気配りがミスを減らすとても重要な役割となっています。 ディスクローターに垂れたフルードが付着する事はとても危険なことです。

車体から外されたキャリパーです。 必ず直置きはせず、綺麗なウエス等におきます。こうすることで本体に余計な傷を増やさず、異物混入も防ぐことができます。

専用工具を使ってキャリパーピストンの取り外しを行います。 専用工具を使うことで一つ一つの部品に負荷を掛けずに済みます。 キャリパーピストンはゴムのオーリングと擦れていますので、表面に傷をつけない配慮も必要をなります。

外されたピストンをオーリング(ダストシール)です。 どちらも消耗品になりますので使用限度がきいていないかの確認が重要です。 オーリングが劣化・硬化しますので再使用不可ですね。

キャリパー構成部品を全て外した状態です。 最低限、ここまでは必ずチェックが必要な作業になります。

全ての部品をチェック・交換・清掃が完了したら動作チェックです。 ただ組み上げてそのまま取り付けるのではなく全ての部品がスムーズかつ違和感なく動作するかの確認も大切な作業です。

動作確認まで終わったらいよいよ車体に取り付けです。 ここも必ず手締めで締めこんでいきます。 そして最後に規定トルクで締め付け完成です。

ブレーキホースもしっかりと手締めで締め付けを行い、最後は規定トルクで締め付け完成となります。

対象車両情報
メーカー・ブランド
カワサキ
車種
ZRX400-Ⅱ
作業実績タグ

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