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バイクの息つきの原因は?対処法も解説!

大切な愛車は長く乗っていきたいもの。しかしバイクも機械なので、走行距離が増えたり、年数が経ったりするとさまざまな不調が生じることがあります。

バイクが起こす不調のなかでも特に、走行中やアイドリング中に「息つき」の症状が発生すると、「エンジンが壊れてしまったのではないか?」「このままエンジンが止まってしまうのではないか?」と不安になるのではないでしょうか。

そこで今回は、バイクの息つきの症状や原因、対処法について解説していきます。

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バイクの息つきの症状は?

まず、バイクが息つきを起こすとどのような症状が出るのでしょうか。

バイクのエンジンの息つきは、「加速時に一瞬失速するような症状」を指します。アクセルをどんなに回しても失速したり回転数が上がらなくなったりするのではなく、まさに「一息つく」かのように一瞬だけ回転数が下がってすぐに戻ります。

息つきの症状が悪化していくと、アイドリング不調などの回転数が不安定な状態に陥り、エンストにつながることもあります。

バイクが息つきを起こす原因は?

バイクが息つきを起こす原因は?

バイクの息つきは、おもに燃料不足(燃料が薄いこと)と失火(火花が飛ばないこと)によって起こります。これはバイクに限らず、車が息つきを起こす場合も同様です。

バイクの種類は高年式モデルに多い「インジェクション車」と、旧車バイクに多い「キャブレター車」に分かれますが、燃料不足や失火が起こる原因はインジェクション車・キャブレター車ともに同様です。大きく分けると、エンジンの故障・エアクリーナーの汚れ・電気系のトラブルであることが多いといわれています。

息つきの症状は燃料が薄いときに表れやすくなるので、キャブレターと吸排気系のパーツが原因になることがほとんどです。以下、インジェクション車の場合とキャブレター車の場合に分けて、息つきが起こる原因を詳しく説明します。

インジェクション車の場合

インジェクション車の場合、空気と燃料のバランス調整などはセンサーを通してデジタル方式で行なっています。年式が比較的新しいバイクは排ガス規制や燃費の関係で、ほとんどがインジェクション車です。

インジェクション車で息つきの症状が出た場合のおもな原因は、以下の4つが挙げられます。

  • エアクリーナーの汚れ
  • 吸排気パーツの交換
  • コンピューターの制御トラブル
  • 内部部品の摩耗

エアクリーナーが汚れていると、フィルターが詰まって空気の流れが悪くなり、エンジンの不調につながります。エアクリーナーやマフラーなどの吸排気系のパーツを社外品に交換した場合、純正品よりも空気が多く入る状態や抜けが良くない状態になり、相対的に燃料が薄くなってしまうことがあります。

また、インジェクション車はセンサーで感知した情報をコンピューターで解析し、最適化するのが特徴です。ですが、あらかじめ構成された空燃比のバランスから大きく外れると燃料が薄い状態に陥り、息つきの症状が表れます。

キャブレター車の場合

キャブレター車はインジェクション車と異なり、アクセル開度に応じて取り込む空気の量を変えています。それにより、低速から高速まで走行状況に合わせた最適な空燃比をアナログで実現できます。

キャブレター車が息つきを起こす原因には、以下の4つが挙げられます。

  • エアクリーナーの汚れ
  • 吸排気パーツの交換
  • マニホールドの硬化やクラックによる2次エアの吸い込み
  • 部品摩耗や劣化によるセッティングのズレ

インジェクション車と同様に、吸排気パーツの汚れや交換によって空気の量が変わった場合、キャブレターの部品も交換して空燃比を合わせる必要があります。また、エンジンの故障や周辺パーツの損傷・劣化によって余計な空気を取り込んでいる場合は、パーツ交換や修理とともにキャブレターのセッティングも再度行なわなければなりません。

なかには点火系トラブルによる不調の場合も

上記のとおり、息つきの原因は吸排気系パーツのトラブルである場合がほとんどです。しかし、なかには点火系トラブルによる不調の場合もあります。点火系トラブルとは、エンジン内で燃料を爆発させるための火花を発生させる部品に問題があることを指します。

息つき以外に「エンジンがかかりにくい」「回転数が安定しない」「エンジンが大きく振動する」などの症状がある場合は、点火系トラブルが原因である可能性があります。その際は、スパークプラグやイグニッションコイルの点検・交換が必要です。

まれに、ガソリンタンク内の水が原因で失火している場合もありますので、原因不明の場合はプロに相談しましょう。

バイクが息つきを起こしたときの対処法!

バイクが息つきを起こす原因や症状は理解できましたが、息つきを起こしたときはどう対処すればよいのでしょうか?順を追って説明します。

まずは不調の原因を探そう!

バイクが息つきを起こしたときは、不良箇所の交換・補修やキャブレターの調整を行なう必要があります。特に、エアクリーナーやマフラーなどの吸気・排気に関わる部品を交換した場合、再調整を忘れることがありますので注意しましょう。

また、部品の劣化や損傷が原因で空燃比が狂っている場合や、点火系トラブルが発生している場合は、部品の交換や修理を行なう必要があります。

燃調が合っていない場合は空燃比調整を

燃調が合っておらず、息つきを起こしている場合は空燃比調整を行ないましょう。

インジェクション車の場合は、車両コンピューターのフューエルマップを書き換えが求められるケースがあります。そのときは、社外のサブコンピューターを取り付け、車両ECUのフューエルマップに介入し調整を行ないます。社外マフラーなどに交換するときにサブコンピューターの導入が必要になるので、カスタムする場合は考慮しておきましょう。

一方、キャブレター車で燃調が合っていない場合は、自分で部品を交換して調整を行なうことができます。空燃比は、メインジェットやニードルの形状・段数を変更することで改善が見込めます。

ただし、息つきが発生するときのアクセル開度によって、交換する部品が変わりますので注意しましょう。自分で調整するのが不安な方は、バイク整備の専門ショップやディーラーに依頼することをおすすめします。

まとめ

今回は、バイクの息つきの原因や対処法をご紹介しました。エンジンに不調が出ると誰もが不安に思うものです。特に、車検のない250cc以下のバイクで息つきの症状が出てしまうと、故障や修理箇所の発見が遅れやすくなります。

自分で手をかけて整備したい方も、プロにしっかりと見てもらいたい方も、この記事を参考に日常的な点検や部品交換を行なって、バイクライフを楽しんでください。

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本記事は、2024年3月18日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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